第23回(ボルケイノス)
聖ルシュアナ伝説のまとめ
アインスヴァインの街は150年前は豪族の砦だった。
150年前の砦での戦闘では、銀の巨像(ゴーレム?)がレッドドラゴンを倒したと言われている。
その銀の巨像を操った白き狼の姿の乙女がルシュアナだった。
ルシュアナはライカンスロープのゴーレムシッターなのかもしれない。

クレイ「なぜ豪族の砦がレッドドラゴンに襲われているんだ?」
アガローン「レッドドラゴンの親竜がいたのは今から50年前じゃ。砦を襲っているのは、そのドラゴンの子供で、倒された親竜の復讐のため襲ってきたのじゃ。ボルケノスとインフェルノと呼んでいるレッドドラゴン2匹じゃ。お主ら、よくぞこんな時代に来たのぉ。どんな志で来たのじゃ?」
ビニスティ「伝説の真相に興味がありましてね」
アガローン「今ここは150年前の世界じゃ。まだ砦に聖ルシュアナは到着しておらん。砦に行くがよい、この時代は現代よりもよっぽど危険じゃ、気をつけて行かれよ」
クレイ「アガローン殿は行かないのか?」
ビニスティ「アガローン様はなぜここに来たのですか?」
アガローン「ワシは歴史研究家なのじゃ。時代を遡れる秘術が完成し、たまたまワシが望んだ時代への扉が開いた。ワシは砦には行かぬ、ここで過去の歴史を見守るのみ。ルシュアナという乙女が銀の巨像で竜を倒した。今は一豪族が治めている砦に過ぎないが、後にアインスヴァインへと発展していったのじゃ」
ビニスティ「砦を統治している豪族の名前や人物像など分かりますか?」
アガローン「ザナンの砦と呼ばれ、族長の名がザナンじゃ。蛮族の勇者とも言われておる。妻はファラールという名じゃったかな。神の巫女と言われておる。今でいうクレリックかのぉ」
クレイ「ここに戻れば150年後に帰れるのか?」
アガローン「しばらくは時空の扉は開いているだろうが、いつ閉じてしまうか分からない。ワシがここを離れない理由の1つでもある」
クレイ「アガローン殿と我々と連絡できる手段はあるか?マジックアイテムとか」
アガローン「ならば、これを持ってゆくがよい。この水晶球を使えば1日に3回ワシと通信できる。双方向から連絡は可能だ」
ビニスティ「分かった情報などはアガローン様にお伝えします」
アガローン「砦には名のある偵察員がおった・・・名前は何と言ったかのぉ」
クレイ「150年の時を経て、水晶球で会話できるのか?」
アガローン「扉が開いていればできるじゃろうが試したことはない。ただ、門が閉じてしまったらおそらく無理じゃろうな」
ビニスティ「それでは、そろそろ砦へ向かいましょうか」

砦に到着すると、石造りではなく木造だった。ところどころ焼け焦げている。
砦の見張りがパーティーを見つけ、兵士がやってきた。
パーティーのきらびやかな装備を見て蛮族の兵士は驚いている。
兵士「あなた方はどこの国の者だ?」
アマリ「大陸から来た旅の者です」
兵士「あなた方の国は金属をこんなにも局面に仕上げることができるのか」
ビニスティ「ドラゴンに襲われている砦があると聞き、ご助力できるのではないかと立ち寄りました」
兵士「私の一存で皆様方を砦に入れてよいものかどうか・・・」
 するとホーリーシンボルを持ったクレリックがやってきた。
クレリック「 "竜を倒す勇者現る" という予言は本当だったのですね」
ビニスティ「期待させてはあれなので、旅人が助力に来たと思ってください」
クレリック「いえ、今夜は宴です。どうぞ砦へお越しください」
兵士「あの伝説が本当だったとは・・・我々は50年も竜と戦っているのです」

砦へ通されるが、族長ザナンは留守らしく、妻ファラールが迎えてくれる。
ファラール「長い旅の疲れを温泉で癒してください、そしてゆっくりしていってください」
クレイ「今夜はドラゴンの襲撃は大丈夫そうなのか?」
兵士「先日の戦いで竜は傷を負っている。おそらく今夜は大丈夫だろう」
クレイ「では一応、警戒は怠らず温泉に入らさせてもらおう」
 湯に浸かっていると、筋肉のゴッツイ男やって来た。
「見慣れぬ者だな」
ビニスティ「カクカクシカジカで、巫女様のお計らいで来ました。旅の者のビニスティと申します」
「そうか、竜を狙った冒険者ではなく、伝説の勇者候補の補充員ということか」
ビニスティ「伝説に挑戦するために来たわけではありませんが、他へドラゴンが去っても危険は残ります。ならば、ここで退治のお手伝いができればと」
「何か策はあるのか」
ビニスティ「まだこれから情報を集めてというところです」
「見たように、この砦の防衛は弱い。しかし対空防御には自信がある。信頼するドワーフに作ってもらった兵器があるのだ。東の果てからグルメなドワーフがやってきてな、我々の珍しい食材(おいしい胡椒)と交換にカタパルトを作ってくれた。後程また宴の席でゆっくり話そうではないか」

温泉から上がり、宴の席に招待される。
この地の名産の香辛料と羊肉でおもてなしを受ける。
ザナン「して客人、ドラゴンと戦う策を聞かせてもらおうか。ドラゴンは2匹いる、若くて大きな竜だ。インフェルノとボルケノスと呼んでいる。それと、実はこの砦は問題を抱えている。一部の者たちがドラゴンを崇拝しはじめた。ドラゴンの恐怖に負けてドラゴン側へ寝返ろうとしているのじゃ。その者たちが、街の外れにドラゴン教という祠を建てている。表だっての事件はまだないがな」
ビニスティ「竜が襲ってくる理由は解明されているんですか?」
ザナン「50年前、この地の若者が親のドラゴンを倒した。その子の竜たちが復讐に来ているのだ」
アマリ「昔の若者が竜を倒した理由は何だったのですか?」
ザナン「単なる賞金稼ぎだったのだろう、だから人間が悪い。この砦に不可欠な石工の職人などがドラゴン教に入信しておる。だが、なぜ石工や鍛冶屋ばかりがドラゴン教に入信するのか・・・」
ビニスティ「人を魅了する魔法もあります。ドラゴンが何らかで人を選んでいるのかもしれません」
ザナン「竜退治に行ける、兵は50人程だ。ドラゴン教が敵に回るとなるとかなり戦況は厳しい」
ビニスティ「そのような情報に長けている協力者はいますか?」
ザナン「優秀な密偵アルボア・ターベイという者がおる」
ビニスティ「アルボアさんの情報はどんな感じですか?」
ザナン「優秀な密偵ではあるが、単身でドラゴン教の祠に潜入させるのは危険すぎるため、そこまではしておらん」
ビニスティ「では、これからなのですね」
クレイ「策はこれから考えるが、この斧と盾も見てもらおう。ブラックドラゴンを倒して作ったものだ。我々に任せてもらいたい、それでレッドドラゴンを倒した暁にはどんな報酬が頂けますかな?」
ザナン「優秀な鍛冶屋もおるぞ、ドラゴンの牙があれば、立派な剣にできるぞ。じゃが、その鍛冶屋もドラゴン教にいってしまった」
ビニスティ「では、アルボアさんと協力してドラゴン教の内情から調べて参りましょう」
ということで、宴が終わりアルボア(シーフ)が紹介され合流。

アルボアからの情報
ドラゴンの襲撃で砦の一部が破壊され、ちょうどそこに謎の縦穴が見つかり、そこに祠を作り出した。
首謀者は分からないが、いつの間にかドラゴン教ができ、族長の参謀だった者もドラゴンを崇め始めた。
アマリは縦穴の位置が、未来のルシュアナ聖堂の上にあると気づいた。

ドラゴン教に入信したと確認されているのは、ザナンの作戦参謀、鍛冶職人、街の学者、石工職人など。

アルボア「ザナン殿も縦穴に入れさせてもらえなかった。どう潜入すべきか・・・正面から行くしかないか(縦穴に向かう)」
縦穴の番兵「アルボア殿、ここはあなたが来るところではない。あなたは族長に近すぎる」
アルボア「だからこそ来たんだが?」
縦穴の番兵「我々が裏切り者とでもお思いか?」
アルボア「それは決めか兼ねるところだ。証拠もないし、私は空想で語る物書きではない。昨日ちょっとした来客があってね」
縦穴の番兵「聞いてるぞ、例の新たな勇者候補か?」
アルボア「そうだ、怪しい面もあるのだ。ドラゴンに対して異常に反応しているようにも思える」
縦穴の番兵「ドラゴン以外に目的が?まさかこの地を奪おうと?」
アルボア「いや、それはないと思うのだがね・・・それはそうと単刀直入にここでお前さんたちが何をやっているのか教えてもらえんもんかね?」
縦穴の番兵「この中ではドラゴンの神殿を作っております。兵士たちは命をかけて戦うことができますが、一般市民はドラゴンに怯えるだけです。ドラゴンに屈する者もいましょうぞ、加えてこの穴はドラゴンから身を守る防空壕になりえます」
アルボア「では、なぜ族長を拒むのだ?」
縦穴の番兵「それは有識者たちの意見なのだ。ドラゴンは言葉を話す。ここはドラゴンを崇める祠です。さすがにドラゴンもここは襲えないはずです」
アルボア「そういうことか、ドラゴンはどこにいるのか?」
縦穴の番兵「山にいます」
アルボア「とりあえず、どこぞのよそ者がドラゴンを倒そうというときは警戒しておいてくれ」
縦穴の番兵「分かりました」
アルボアは会話しながら奥から作業音を確認した。
アルボアが戻りパーティーに合流する。
アルボア「縦穴に行ってきたが、よそ者の冒険者が入れそうな感じではなかった。族長にも報告してこよう」

ビニスティは砦の被害状況を確認して回った。
アルボアは夜、高台から縦穴の方を見張っていると、穴から30人ほどが出てきた。
ローブ姿の男が最後に出てきて、鍵をかけて出て行った。その後、入り口に警備の兵はつかない様子。
アルボアは人目につかないように、入り口付近を通りかかりヒアノイズを試みるが何も聞こえなかった。
翌朝、アルボアは昨晩のことをパーティーに報告する。
アルボア「忍び込むなら深夜だな、俺は今夜にでも忍び込んでみる。それまで寝かせてもらおう」

アルボアが寝に行ったあと、クレイはアガローンの水晶球に話かける。
クレイ「カクカクシカジカで縦穴があったのだが、歴史上ではどう伝えられているか?」
アガローン「文献によると銀の巨像は発掘されたとされている」
クレイ「銀の巨像とはゴーレムで間違いないか?」
アガローン「現代の学者たちの見解ではゴーレムで間違いないとのことじゃ」
アマリ「アガローンさんは銀の巨像のゴーレムを見ましたか?」
アガローン「銀の巨像は見たが、本当にそれがゴーレムなのかはワシも研究中じゃ」
クレイ「ドラゴン教についての文献はどうなっている?」
アガローン「そんな文献は見たことないぞ」
クレイ「今晩、縦穴に潜入するかもしれん。あんたも来るか?」
アガローン「いや、ワシは門を見張っておる」
クラウス「とりあえずインフェルノはルシュアナが倒すことになっている。そっちは任せて俺たちはボルケノスを倒しに行った方がいいんじゃないか?縦穴に行くならシーフと魔術師に深夜の偵察を任せようぜ」
クレイ「そうだな、ボルケノスは俺たちで倒そう、勇者伝説にもあるようにな」
その夜ビニスティは仮面とマントで変装し、インビジビリティで透明になり、アルボアと縦穴に潜入する。
アルボアは一発で入り口の鍵開けに成功。

縦穴の中の状況
・縦に階段で下り、横へ伸びる洞窟になっている。
・古い壁画があり、はるか昔のゴーレム戦争時代と思われる絵。
・ビニスティはこの壁画が150年後のものと同じだと確認した。
・足跡はたくさんあり、日ごろから人の往来があると思われる。
・途中、扉の鍵開けに失敗し戻ることに。

竜の山へ行ってボルケノスを倒そうということをアガローンに水晶球で報告しておく。
ボルケノスは今カタパルト攻撃3発を喰らって大けがを負っているとのこと。
150年後に行った竜の洞窟の山と、150年前の竜の山の位置は同じだと思われる。
ボルケノスは夜行性とのことなので、夜に出発し朝に到着するように向かう。

ボルケノスの巣穴に到着(150年後にタコと戦った砂地)
ボルケノスは寝ているので、その間にヘイストとブレスとレジストファイアでパーティーを強化!
クラウスはグリーンスライムを先に付けた矢でクロスボウ攻撃!命中し大ダメージを与えるが、グリーンスライムはドラゴンの煮えたぎる血液で蒸発したようだ(追加ダメージは入らなかった)
ビニスティはマジックミサイルで18ダメージ!
アマリはドラゴンの頭部にサイレンス!(ドラゴンは抵抗し、その場にかかった)
クレイはリターニングアックスを投げ命中!
クレイはドラゴンブレスを喰らうが、レジストファイアのおかげでダメージは少なかった!
クラウスがさらにクロスボウで追撃!
クレイは噛みつかれて倒れてしまった!(ヒーローポイントを永久使用しなんとか生還)


クラウス「証拠にドラゴンの首を持って帰ろう。そして残りの骨は砕いておいた方が、後々なにかに利用されないで済むかもな」
っと言っていると、ドラゴンの卵を発見!クレイは水晶球でアガローンと交信する。
クレイ「なんとかボルケノスを倒したが、卵を発見した。どうしたものか?」
アガローン「インフェルノはまだおるのじゃな?ボルケノスの卵は不要じゃろう。おそらく数十年後、また復讐にやってくるハズじゃ」
アルボア「オレも破壊することを望む。これ以上の襲撃はごめんだ。あんたらが持って行かないのなら破壊してくれ」
アガローンとアルボアが破壊してよいと言うのでアマリが卵を破壊!
レッドドラゴンの骨は解体してホールディングバッグに詰め込んで回収することにした。
10000GPが見つかるが、ホールディングバッグに入らないので族長に伝えて砦の修復金に使ってもらおうということになった。

砦に戻り、族長に報告すると、村人たちから "伝説のドラゴンスレイヤーだ!まるで異世界から来た勇者のようだ!" と称えられた。

ザナン「あなた方になんて言ったら良いものか。だが、あなた方のきらびやかな恰好を見るに、我々にはお望みの褒美はご用意できるかどうか」
クラウス「名産の胡椒を頂ければそれでいいぞ」
ザナン「なんと、そんなことでよいのですか!?ならば大袋いっぱいに差し上げましょうぞ」
クレイ「それと、この角と牙で武器は作れるか?できれば斧、剣、メイスが希望なんだが」
ドラゴン教に入信している鍛冶屋が希望の武器を作ってくれた(アイテムの効果については次回に)
アルボア「礼を言っておこう、異世界の勇者たちよ。君たちの活躍は記録に残しておこう」

アマリは、ドラゴン教の祠に入れてもらえないかと交渉する。
伝説の高貴な司祭様ならばと、アマリだけ特別にドラゴン教の祠に通された。

祠の中
・鍛冶や石工職人の休憩室などがある。
・予言が描かれている "いずれ銀の巨像が動かされる。北から巫女がやってくる"
・奥に銀の巨像があり、過去のゴーレム戦争で使われたものだろうと思われた。
・砦を守るために巨像を動かしたいが、族長は許さないはずとのこと。
・もしかしたらアマリが、その予言の巫女かもしれないということで、ゴーレムの起動を頼まれるが動かせなかった。

クレイ「アルボア、もしインフェルノの卵が見つかったら破壊しておいた方がいいぞ」
アルボア「そうだな、我々にはまだインフェルノの脅威が残っている。気を引き締めて対応する」
アガローン「おい、そろそろゲートが閉じそうじゃ!早く戻るのだ!閉じたら150年前に閉じ込められるぞっ!」
アルボア「・・・あなた方がどこから来たのか知りませんが、今回のことは語り継がれるだろう」
パーティー「・・・(やべ、アルボアに聞かれてしまったか)」

アガローンのもとに戻り、ゲートを通って無事に現代に戻ってきた。

経験点:12800