第1回(迷コンビに下る極秘指令)
ラーデン 1991年8月1日よりスタート。
 今日は正規軍訓練場での最終訓練兼入隊試験が行われる。
 ユメリアとシェイマスが所属している教室の教官の名はクレイグ。
 明日からは正式に軍に配属となり、一部隊の隊員としての生活が始まる。訓練所の教官であるクレイグとは今日まで……という一抹の寂しさは、「ラーデン正規軍は、台所事情により教官がそのまま隊長となる。明日からもよろしく頼むぞ」というクレイグの一言で消し飛んだ(笑)
クレイグ「よくこれまで厳しい訓練に耐えてきた、我が精鋭たちよ! 最終試練は2人1組になり、1対1で戦闘を行う。勝った者には褒美が出るぞ!」
 ということで、自分の装備品と同じ能力の武器扱いになる木製の模造品、シールド、レザーアーマーを使い、ユメリア vs シェイマスで戦闘をすることに。
 ユメリアとシェイマスは、訓練場でもっとも成績が良かったので組まれた対戦カードのようだ。
 6ラウンドの戦闘の末、ユメリアが勝利。クレイグ隊長から、お褒めの言葉と荷馬をもらった。
※荷馬はPTで使うためのものだが、一応 所有権はユメリアにある。
 シェイマスは負けはしたが、すでに最優秀の一人として合格は内定していたらしく、無事入隊した(他にも合格者がおり、全部で18名が入隊)

 早速18名には新卒の最初の任務がきており、明日すぐに出発とのこと。
 今日はもう休めと言われるが、シェイマスはユメリアに負けたのが悔しくて居残って剣を素振りしていく。
 そんなシェイマスを見つけたクレイグは少し手ほどきとして訓練に付き合ってくれた。
 ユメリアがその光景を「明日早いって言ってるのに何やってんだか」と少々呆れぎみに見ていた(笑)

翌日
 食料や荷物などは準備されている。
 これからライン・ラントへ赴き、ムーアウォールという村の周辺を調査をするとのこと。
 ただしライン・ラントへは秘密裏に潜入しなければならないため、ラーデンの正規兵という身分を隠し、山賊のフリをして行くとのこと。
 ユメリアとシェイマスは山賊のフリをするのに抵抗を示すが、命令だから仕方ない……
 これから向かう村の付近で大崩落が起こったらしい。まだ未確認なので、それの調査のようだ。
 合格者18名を9人ずつ分け、各班に隊長クレイグと副隊長がリーダーとなって10人2班となって出発。
 ライン・ラントの部隊に遭遇したら逃げる。
 ムーアウォール村までは数日かかるようだ。

 何事もなくライン・ラント=ラーデン国境へ到着。国境付近は川が流れている。
 川を越えると、やがて深そうな沼を発見する。が、ある部分から急激に乾いているような地面となっている。
 ユメリアはそこら辺の土をとり、沼地の泥と比べてみる。
 それを見た隊長クレイグが告げた。
クレイグ「これはユメリアの予想通り、同じ土のようだな。この先が大崩落の現場に違いない」
 すると乾いた土の中心部と思われるところに大きな穴が開いていた。
 地下からなんらかの爆発が起こったような感じだった。
 匂いは特にないが、体に刺すような空気感(魔力?)を感じた。

 ムーアウォール村へ到着すると、村の4分3ぐらいの部分が崩壊している。
 見える範囲では、ライン・ラントなどの他勢力部隊が散策した痕跡は無い。
 2人5組になって周辺を調べて生存者を探せとのことで、ユメリア&シェイマスが組むことに。
 しばらくすると叫び声ともうめき声とも取れるような声が聞こえる。
 が、ユメリアもシェイマスも声のする方向が分からない……
 先ず右の方へ移動すると、目の前の瓦礫の一部がゴソゴソ動くのが見えた。
シェイマス「そこに誰かいるのか!? 生存者か!?」
 とシェイマスが声をかけてみる。と、
「……どこ? どこにいるの? あなた、あなた、どこにいるの……?」
ユメリア「誰?」
 と、ユメリアの呼びかけに応えるように、瓦礫の中から透き通った女の人影をまとった骨とでも言うべき存在が出現!(亡霊っぽいスケルトン?)
さらに、背後からも子供の霊をまとった骨が!
子供骨「熱い……熱いよ~……お父さん、お母さ~ん!」
 すると、その子供骨の声に反応したように
女骨「コンラッドォォォォォ!?」
 と叫び襲い掛かってきた!(子供の名前がコンラッド?)
 ということで戦闘に突入。周囲からも、別の班の者たちが戦闘する音が聞こえ始めていた。
 そこにクレイグ隊長から「骨どもを倒せ、討伐することがそのものたちを天に召すことになる」との一声が聞こえる。
 また、こうした魔法による悲劇によって落命した者たちを放置すると、亡霊たちの魂は閉じた時間軸と空間に縛り付けられ、その悲劇の中を繰り返し生き続けていつまでも昇天することができなくなる、とも。
 敵意があったのは女の骨の方のみで、子供の骨の方はシェイマスの足を弱い力で掴んでいただけ。わずかにシェイマスが傷を負うものの、倒すのに労は掛からなかった。
 ユメリアは簡単にシェイマスの手当てをしてくれた(効果は特にナシだが)
 親子の骨を倒し、他のチームの方に加勢に行ってみる。
 そうしてムーアウォール村の惨劇を書記係が記録すると調査は終了され、ラーデンに戻り報告を行った。

時は流れ、1994年1月初頭。
 この3年間のうち、後半は何度もユメリアとシェイマスはコンビを組んで任務していたようだ。
 そして、その都度に優秀な成績を残し、ついには二人はラーデンに取り有用な人材と認められ、特別任務を賜ることとなった。
 ユメリアとシェイマスは隊長のクレイグに呼び出され、その任務を授けられる。
クレイグ「この三年間で示したお前たちコンビの成績はとても優秀だ。ラーデンではお前たちを国に益をもたらす優秀な人材と認め、特別な任務を与える。低地周辺諸国に赴き、極秘調査をするのだ。このイルミニア島南部には、ゴーレム戦争時代に噂された "持っている陣営に勝利をもたらす" という魔法のフラッグが3本あると言われている。そしてその3本のフラッグはライン・ラント、グラスト、ラーデンの三大国に分けられた……というのが定説なのだが、実は我がラーデンのフラッグは偽物で、最後の1本は低地諸国レティシア領のザフィーラ山脈に眠っているという情報を得た。それを取ってくるのが君たちの任務だ。本来であれば腕利きの者を派遣する必要のある重大なミッションだが、極秘任務なので、まだ顔の知られていない新兵、つまりお前たちのような者に任せることになった。すでに何組かが調査に向かっているが、目指す代物がビクトリィ・フラッグであるということについてはどの調査隊にも話されていない。私の隊から派遣するお前たちには、私の独断で特別に聞かせておくのだ。我がラーデンに本物のビクトリィ・フラッグを持ち帰りたまえ。フラッグの伝説を本物にするのだ。他に仲間が必要な場合は現地で集めても構わんが、絶対に極秘の任務だ。とにかく普通の冒険者になりきって活動するのだぞ。いいか、この任務は君たちの家族にも打ち明けてはならない」
ユメリア「なんのためにそれが必要なんですか?」
クレイグ「ラーデンは実利を尊び名は軽視する傾向にある。だが、扱っている物が本物であるという信頼は、実益に含まれるためだ。また、ラーデンが大国の1つであるという認識、諸外国への権威は、外交においても有利に働く。伝説のフラッグを持っているということは、大国としてのステータスになるのだよ」
シェイマス「なぜ偽者だと分かったんですか? いつから偽物と知っていたんですか?」
クレイグ「お前たちにそれを知る必要はないし、また知る権利もない……というのがラーデン軍隊長としての返事だか、個人的な返事をするのであれば、憶測を話すことはできる。知っていればもっと早く手を打っていたであろう。であるのにそのような命令が最近出たのだから、きっとここ2~3年のことなんだろうという予測は立つ」
シェイマス「ザフィーラ山脈にあるという確証はあるのですか?」
クレイグ「未確認情報のため、確証はない。それも含めて調べて来るのだ。山脈のどこにあるのかも分からない。レティシアの領域だという話だけだ……それと、杖ではなくあくまでも旗だぞ。ビクトリィ・ロッドというアイテムも存在するが、それは一段劣るアイテムだ。お前たちが入手してこなければならないのは、ロッドではなくフラッグだぞ」
 他の二国、ライン・ラントとグラストにあるビクトリィ・フラッグは本物だと言われているが、やはり実際はそれも不明とのこと。戦争の際に勝利を呼び込むと言われる強大な魔法の品に関する事、易々とその情報を漏洩したりしないということだろう。
 レティシアへはシェイマスとユメリアの2人だけで移動しなければならない。
 軍人とバレないための一般通行手形や、レティシアまでの食費などは用意してもらえるようだ。
 任務に成功すれば、シェイマスとユメリアは確実に昇進でき、さらに莫大な報奨金が支払われるという。
 重大な任務を背負い、二人はレティシアへと旅立った……

今回の経験:0点
今回の報酬:荷馬
終了時のゲーム時間:1994/01/03