エフェクトボード・YAMAHA SB-40&BOSS DM-2



▲右から順にコンプ、フェイザー、オーバードライブ、コーラス、
そしてボスのディレイ。
YAMAHA SB-40

(写真)右から順に
コンプ、フェイザー、オーバードライブ、コーラス、
そしてボスのディレイ。
☆これは1981年に登場したヤマハ初代のエフェクターシリーズ、PSE
(通称01シリーズ)とそれをマウントしてシステムボードにするSB−40です。
かつて、あのアナログディレイを組むためにSB−100って言う巨大な7台セット用の
殺人的に重たいボードを前まで使ってたんですが、
「何もヤマハ純正のディレイ専用電源のために大げさなボードと格闘しないでも、
コンパクトのディレイあれば小さいボードで済むじゃん!」ってことで、
SB−40にBOSSのDM-2を足して「'80S万能アタッチメント(死語)」完成(笑)
…ってマルチエフェクターって古く言うと「万能アタッチメント」なのか?(笑)
ま、これだけあれば、大概の音楽に対応できる、E・ギターの最大公約数なサウンドメイキングはできますね。
CO-01…初期のダイナコンプのように透明感抜群。効きも良く、音量は揃うけど、
ピッキングニュアンスでちゃんとトーンが変わるのが良し。逆に言えば
ごまかしが利く楽ちんコンプではない。
PH-01…Phase90が元ネタなのか?(笑)当時の90の切ない感じが出て良い。ただ、
ピークは本家とちょっと違う?私的には90の代用には絶品。
まあリイシューのバリバリ音が割れるJD買うならこっちの方がよほど良い。
OD-01…これも例えるなら70年代のDISTORTION+みたいなプリアンプ的になめらか
なオーバードライブの名器。Fシリーズ並に歪むのに、ドライブ0でクリーンとは
見事。やっぱヤマハの01って初期のMXR的王道を押さえてるな。マクソンほど控えめ
でないが、ボスほど粗くもない。
CH-01…私的にはコーラスと言えばボスのアナログCEだけど
このマルチに合わせるなら敢えてりこのCH-01のややシャープな音が正解と言おう。
何と言ってもこの組み合わせならではの、音痩せの少なさが良い。
さすがにヤマハはトータルバランスに長けてるなあ。
 ♪はい、左がボスのアナログディレイです。と言ってもどこにも「ANALOG」って書いてないよね(爆)
デジタルディレイだからとて、7セグデジタル表示が出るわけでもないように、アナログディレイだからとて、回転発条把手があるわけでもないです(爆)
なんかこいつの音聞くと「宇宙戦艦ヤマト」の効果音みたいで笑えるのよね。ガミラス帝国のヘンな機械音みたい(爆)
で、まず申し上げておきますが、「俺は発振プレイやりたいから使ってんじゃないぞ!!!!」とだけは言わせてもらおう。
昔はプレミアなんて付いてなくて、90年頃はリサイクルで3000円ぐらいで買えたんだけどな…。
しかし、音質の違うアナログとデジタルでは、ディレイタイムによっておいしい
残響が異なるので、曲調によってはガミラスの反射衛星砲みたいなDM-2より、
テープ風なイバニーズのDL10を使ったり、ロングディレイではボスの
DD−2を使う場合もあります。
そしてこのボードの良い所はこのバッテリーパワーサプライ。
DNAのミスターエイトです。
名づけてタコ足八っちゃん(爆)
シールド結線しておけばDM-2のACAアダプター対応品でも一応整流されて使えるので便利。
とにかく、昔はパッチコードやらDCコードでぐちゃぐちゃになってしまい、
コンパクトてんこ盛りエフェクターボードではよくトラブりましたが、
これなら大丈夫♪


も・ど・る♪!