YAMAHA G10L




YAMAHA G10L
出力:10W/RMS
コントロール:ゲイン、ベース、トレブル、リヴァーブ、マスター

☆これは1979年に発売されたFシリーズのマスコットアンプです。79年7月の
カタログにしか載らなかった、今となってはかなりレアなモデルです。
当時定価が\19,800でした。
いやー、びっくりしました〜。ある、ある、と前からその存在を聞いては板ものの、
まさか本当にこのアンプに巡り会えるとは思いませんでした。それもネット等で捜した訳
ではなく、いつもの楽器店で。
当時ヤマハのギターアンプは国内ではJやFと言った型番でも、
海外仕様は一貫してGシリーズとなっていました。JがGシリーズ、FはGUシリーズ、そして
GVシリーズで国内と海外のシリーズ名が統一されます。
で、例外的にこのマスコットアンプは、Gシリーズとなっていますが、国内でも
Gを名乗ったモデルでした。
Fシリーズのマスコットアンプと位置づけたのは、Fシリーズと一緒に1979年7月に
発売されたこと、どう考えてもFシリーズの音で、パワースイッチもJシリーズと逆の右側
にあることから、F直系と考えられます。
さて、音ですが、こんな小さなスピーカー(6インチくらい?)なのにFの音そのもの。
数年前に売られていた、F30Rと比べてもかなりしっかりした音です。
驚いたのはスプリング・リヴァーブ!こんなにかわいいアンプなのに、
ちゃんとリヴァーブも付いてます!さすがにFの血統だけあって、こんなに小さくても箱の大きさからは信じられないくらいのしっかりした低音も出て、マジでマイク立てて
録ったらF50やF100と変わらないくらいちゃんとした音が拾えそうです。
いや〜とにかくこれ、音も良いし、マジかわいいです。(笑)
ヤマハさん、へんなエフェクトやドライブ付けたチープなF20や30なんかよりこのG10Lをちゃんと復刻したやつ出してくれないかな〜。


この古くさい当時のディストーション完全復活希望!


▲コーナーガードと裏板はJシリーズ仕様。でもシャーシはリヴァーブと分けられたF方式。



▲ミニジャズコとミニヤマハ(笑)
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