♪FENDER/U/AMERICAN JB
爆発的ジャズベ!By DEATH-TAROU
ギター小僧としてはヘッドにFenderとかGibsonと書いてあってほしいものだけど、
こいつはしっかり書いてます!
てワケで友情出演@DEATH-TAROUのJBです!
先日札幌の某SRV店長氏に「こないだ友達のライブ行ったんですよ。え?ジャンル?
デスメタルですよ。」と言ったら
「デスメタル!?懐かしいね!昔は良くやってた人いたねえ〜」
・・・それって「遅れとる!」っつう意味すか?とちょっと地方との格差を必要以上に感じて
しまった筆者ではある(爆)。
(DEATHの1STは87年なのね・・・)
BUT!ロックには時代なんて関係ない(嫁の次に)。好きな音楽を好きな時にやる(嫁の次に)。
これこそロックである。たとえバンドブームが去っても人生の岐路に
立たされても、結局ずっと続けている奴にはかなわないのである。
そんなずっとロックし続けている一人を紹介しよう。
かの極悪異端殺人的重鋼楽団(当社比)「
断頭台 」のベーシスト、DEATH-TAROUである!
・・・ってここ、ベースの紹介だろ、ベースの!・・・
と言っても今回はJBゆえ、プレイヤーのキャラの方が強くて・・・ベース本体
の紹介・・・やりづれえ〜よ〜!(爆)
まあ彼の紹介すると「スラップ」だとか「チョッパー」だとか「変態プレイ」と
言うキーワードばかり出て来そうであるが、実は踏んだ場数とベーシストのプライドか
リズム感とグルーヴは秀逸!
いつもは「音がでかい!」「弾きすぎ!」と不条理な先輩(俺?)に言われてい
るが、彼のぐいぐい前に出てくるパワフルなキャラクターと、根っからのベース
好きな点は、筆者なかなか好きだったりする。まあ3コードのキーがE以外になる
とパニくるのは内初にしておこう(って書いとるやんけ)
さて、楽器の話行こう楽器の話!
彼は、結構(ローエンド鳴らすのに)ハイエンドベースが多いのよ(笑)。
リッケンバッカー4001もスラップのためにリアPUフェンス外してしまうし、先日
はTUNEにオーダーしたと言うギアもあるとかないとか。まあそれらは次回って事で。
さて、今回紹介させて頂くBは筆者のバンド
「ジンジャエ〜ル小林&」のサポートで弾いてくれたJB。
曰くギターのNRが「オールドロックなのだからJBにしやがれ!」と言ったとか
言わなかったとか。
本人の暴れっぷりとは対称的に弦高はかなりローアクション。下手なピック弾き
しかできない俺が弾くと、もうバズって音が出ない。これをあれだけ爆音で鳴ら
すのだからある意味「柔よく剛を制す」を地で行く。
反面ローアクの弱点はネック逆反り。先日も零下のリハ・・・
彼「あ〜ネック反って音が・・・(ぺしぺし)」
不条理な先輩「そこにストーブあるからあぶっとけ!」→他人事だと思ってる(笑)
・・・いいのかそれで(爆)
それでは彼に突撃インタヴュー!
筆:先日のライヴはお疲れ様でした。
DEATH-TAROU:どうも!
筆:さてHR/HMを愛するDEATH-TAROUだけど、JBを選んだきっかけは?
DEATH-TAROU:・・・いや、某楽器点行ったら「お!これは掘り出し物!!」と。(笑)
筆:お値打ち価格だったのね(爆死)
DEATH-TAROU:で、JBってレギュラーチューニングでは一番素直な音が出るのと、
やっぱりこの鳴りの深さが良いんですよ。
筆:あ〜、なるほどね。昔はキラーだったからね(違)。
DEATH-TAROU:あの後もう1本キラー買ったんですよ(笑)
筆:え〜!うそ〜!さらに殺し足りず、もう1本!(キラーさんごめんなさい)
DEATH-TAROU:いや!それで2本目はバルトリーニ載っけてアクティヴに・・・。
筆:あ、なるほど。バルは独特だからね。で、次がワーウィック?(話題飛ばすな)
DEATH-TAROU:そう。で、当時ワーウィックはヘヴィロック界で全盛で・・・
(長いので以下略)
筆:今でこそワーウィックって安くなったけど、90年代はすげー高かったからね。
で、モデルはストリーマーステージとか?
DEATH-TAROU:いや、サムベース。当時ミュージックマンにしようかと悩んだんだ
けど、俺ひねくれてるから、MMって定番じゃないすか。でドイツ製のサムベース。
そして次がこのJB。
筆:しかしヘヴィロック系からいきなりJBとはかなりスタンダードに行ったのね。また何で?
DEATH-TAROU:やっぱりJBは鳴りの深さが違う。そしてレギュラーチューニングで弾くと一番素直な
音がする。やっぱ基本だなと。
筆:なるほど!JBって、キラーとかより地味だけど、これはルックスじゃなくて
本当にベースの音が好きでないと判らない真髄だよね。
続く)
スペック
★モデル名・・・オーナーが型番わからん!つーので、調べてみました。私的に
フェンダーのラインナップよ〜判らなかったので勉強になりましたぞ。
妄想その1
62年前記なら2ノブだしな、62後期なら3ノブだしな、67年以降はブロックポジだ
し、70Sは3点止めだし・・・
妄想その2
65年までは逆巻きだし(ポール牧ではない)
66年からはパドルペグだし、
しまいにバウンドネックだし・・・これはありえねえな。
って3年前に売ってたリイシューでまじめに年式鑑定するな〜!!(爆死)
参考:本気でJBの沿革を知りたいベーシスト諸氏には
「JazzBass徹底検証」で
「JazzBass徹底検証」でぐぐって
みると良いであろう(つまりメール送れず、直リンクできなかったのね・・・(ToT))。
★さて、近年のFENDER/USAのシリーズには、4種類のシリーズがある。
カスタムショップ→要は一番高い奴ね。
V…ヴィンテージ・リイシュー→オールドの復刻。…現行JBだと62年2ノブと62年3ノブ、
75年型の3タイプがある。
D…アメリカン・デラックス…アメリカンの上位機種。
Z…アメリカン…現代的な実用スペックで、最新パーツを採用した
ヴィンテージではない現代型。
ではまずシリアル・・・お、ネックプレートにはCORONAの刻印。これはCSとV
にはないので、アメデラかアメリカンですな。
んで、DEATH-TAROU君、シリアル番号の頭のアルファベットを教えてくれ給え!
ん?Z?・・・おめでとうございます!これはアメリカンシリーズと言う事が判明いたしました!
★アメリカンシリーズの変遷〜
さて、フェンダーのアメリカンシリーズはこれで3世代目。(他のcsとかまで
言いだすと頭おかしくなるんで、他のグレードはパス!)
★アメリカン・スタンダード1986年〜2000年
★アメリカン・シリーズ2000年〜2008年
★にゅー・アメリカンスタンダード2008〜
で、death-tarouのjbはシリアルから追っかけると・・・
おお!○野楽器すげー!シリアル照会で輸入検品日まで判明してしまった!
death-tarouよ、君のjbは
fender usa american jazzbassだ!
このシリアルの使用、色は3tsでローズ指板、
PUは「AMERICAN SINGLE COIL JAZZ」 ブリッジ関係はスタンダードである!
で、これは2003年1月20日に輸入、検品と言う所まで判明したぞ!!
・・・と言うワケで君はもうマークされている!!無駄な抵抗をやめて・・・
おい!そこで泥酔して寝るんじゃない!!
★シリアル解読ヒント
ZはZEROのZ。続く2は02年の2。後は通し番号。
ちなみに70年代はS、80年代はE、90年代はNになっている。
6年にデラックスやヴィンテージなどに分かれてからはこの西暦下2桁の記号の前にDやVがつく。もち例外とキ○ガイはどこにでもあるけどね(爆)。
★特徴
ボディはアルダー。このアルダーの素直な特性と深い鳴りがお気にいり(本人談)
ネックはロールドエッジと言って指板端部が丸めてある。
これは旧アメスタまでは角ばっていた指板を面取りして握り心地を改善したのがアメリカンの特徴だ。
PUはストックのまま。これをミックスした時の独特の倍音がJBの特徴。
PUの位置が絶妙なので、弦をヒットする位置でトーンが変わり、スラップでも
メリハリが出し安い。王道ですな。
JBのボディについて・・・。
DEATH-TAROU曰く「やっぱジンガイさんの仕様そのままじゃジャー人にはでかいですよね。」
・・・しょうがないでしょ。敗戦国なんだからさ(爆)
★謎のHERCULES STANDS
ERCULES STANDS
これはハーキュレススタンド。
愛称吉野スタンド(爆)←ローカルネタ
これはJBなんかにいいね。JBのオフセットボディって普通のスタンドじゃ
ケツの座りが悪いからね。
キラーにも良し(爆)。
LET'SDEATH OF HUNGING?
(訳したら大変ですな)
・・・DEATH-TAROU特集・まだまだ続くぞ!
(あの〜、HP乗っ取られてるみたいなんですけど〜・・・まあ笑えるから許すW)
続く!?
(ここ入ったらもう冥界から戻れませんので・・・(笑))