●COM3D2 & BepInEx Ver.4.x の場合

COM3D2 と BepInEx Ver.4.x 世代の組み合わせは以下の通りに導入します。

1.ダウンロードするもの

 COM3D2の場合は、下記の場所から各々のバージョンをそろえる必要があります。

BepInEx Ver.4世代
https://github.com/BepInEx/BepInEx/releases/tag/v4.1.1
 ※必ず x64 と表記のあるものをダウンロードしてください。バージョンはどちらでも良いですが、Ver.4.1.2をお薦めします。

BepInEx.SybarisLoader.Patcher Ver.1.1.0.0
https://github.com/BepInEx/BepInEx.SybarisLoader.Patcher/releases/tag/v1.1.0.0
 ※DLLファイルを直接ダウンロードします。
  セキュリティ対策ソフトによっては、ダウンロードがはじかれる場合があります。この場合は、お使いのソフトウェアのマニュアルを参考に、ダウンロードを許可してください。

BepInEx.UnityInjectorLoader Ver.1.2.0.0
https://github.com/BepInEx/BepInEx.UnityInjectorLoader/releases/tag/v1.2.0.0

 上記のものは全て、解凍しておきます。


2.準備

 COM3D2にインストールされている しばりす関連を停止します。
 ・COM3D2\Sybaris フォルダを適当にリネームします。例えば、「Sybaris_OLD」などにしておくと良いでしょう。
 ・COM3D2\OpenGL32.dll を適当にリネームします。これも「OpenGL32_OLD.dll」等ですね。


3.インストール

 1でダウンロードしたものの内、BepInEx 本体のみを COM3D2 フォルダにコピーします。

  COM3D2\BepInEx\
   ※当然ながら、下層のフォルダ全てを含みます。
  COM3D2\winhttp.dll
  COM3D2\doorstop_config.ini

 以上1つのフォルダと2つのファイルが COM3D2 フォルダ内にコピーされたことを確認します。

 この時点で一度ゲームを起動し、タイトルが出たら終了します。
 ※初回起動時に、config.ini等のファイルが作成されます。

 1でダウンロードしたもののを、下記のフォルダにコピーします。
  BepInEx.SybarisLoader.Patcher.dll → com3d2\BepInEx\patchers
  BepInEx.UnityInjectorLoader.dll → com3d2\BepInEx
  ExIni.dll → com3d2\BepInEx

 ファイルのコピーが完了したら、一度ゲームを起動、タイトルで終了させます。
 ※config.ini が作成されます。

4.環境を整える(BepInEx側)

 このままでは動作しないので、BepInEx\config.ini をテキストエディタで調整します。

 BepInEx\config.ini を下記のように編集します。

[org.bepinex.plugins.unityinjectorloader]の項目内
 unityInjectorLocation=UnityInjector
              ↓↓↓
 unityInjectorLocation=Sybaris\UnityInjector

5.環境を整える(COM3D2側)

 プラグインを元の様に使用できるよう、下記の通りに進めていきます。
 2でリネームした「Sybaris_OLD」の中身を、COM3D2\Sybaris フォルダを新しく作成してコピーします。
 新しく作成した Sybaris フォルダ内にある、下記のファイルを削除します。

  ・com3d2.UnityInjector.Patcher.dll
  ・ExIni.dll
  ・Mono.Cecil.dll
  ・Sybaris.Loader.dll
  ・UnityInjector.dll

 ※ご自分でソースファイルからDLLを生成するパワーユーザーであれば想像つくと思いますが、これらのファイルを削除してしまうとコンパイルが出来なくなります。
  そのため、これらのファイルは CompileBat フォルダに移動し、コンパイル実行.bat の内容を少しだけ変更する等の対策が必要になります。



 以上でBepInEx環境への移行が完了となります。
 ゲームを起動し、動作を確認してみてください。

 なお、OpenGL32_OLD.dll ファイル及び Sybaris_OLD フォルダは今後使用しません。
 削除しても問題ありませんが、万が一のバックアップとしても利用できますので、ご判断はお任せいたします。

 あわせて、ファイルリストに関しても確認しておきましょう。
 filelist.html 該当欄



●COM3D2 & BepInEx Ver.5.4.x の場合

COM3D2 と BepInEx Ver.5.4.x の組み合わせは以下の通りに導入します。

1.ダウンロードするもの

 COM3D2の場合は、下記の場所から各々のバージョンをそろえる必要があります。

BepInEx Ver.5.4.15
https://github.com/BepInEx/BepInEx/releases/tag/v5.4.15
 ※必ず x64 と表記のあるものをダウンロードしてください。

BepInEx.SybarisLoader.Patcher Ver.1.3.0.0
https://github.com/BepInEx/BepInEx.SybarisLoader.Patcher/releases/tag/v1.3.0.0
 ※DLLファイルを直接ダウンロードします。
  セキュリティ対策ソフトによっては、ダウンロードがはじかれる場合があります。この場合は、お使いのソフトウェアのマニュアルを参考に、ダウンロードを許可してください。

BepInEx.UnityInjectorLoader Ver.1.5.0.0
https://github.com/BepInEx/BepInEx.UnityInjectorLoader/releases/tag/v1.5.0.0

 上記のものは全て、解凍しておきます。


2.準備

 COM3D2にインストールされている しばりす関連を停止します。
 ・COM3D2\Sybaris フォルダを適当にリネームします。例えば、「Sybaris_OLD」などにしておくと良いでしょう。
 ・COM3D2\OpenGL32.dll を適当にリネームします。これも「OpenGL32_OLD.dll」等ですね。


3.インストール

 1でダウンロードしたものの内、BepInEx 本体を COM3D2 フォルダにコピーします。

  COM3D2\BepInEx\
   ※当然ながら、下層のフォルダ全てを含みます。
  COM3D2\winhttp.dll
  COM3D2\doorstop_config.ini

 以上1つのフォルダと2つのファイルが COM3D2 フォルダ内にコピーされたことを確認します。

 この時点で一度ゲームを起動し、タイトルが出たら終了します。
 ※初回起動時に、config.ini等のファイルが作成されます。

 1でダウンロードしたもののを、下記のフォルダにコピーします。
 ・BepInEx.SybarisLoader.Patcher.dllcom3d2\BepInEx\patchers
 ・ExIni.dllcom3d2\BepInEx\Plugins\UnityInjector
 ・BepInEx.UnityInjectorLoader.dllcom3d2\BepInEx\Plugins\UnityInjector

 ファイルのコピーが完了したら、一度ゲームを起動、タイトルで終了させます。
 ※[config]フォルダ内に、各種設定ファイルが作成されます。

4.環境を整える(BepInEx側)

 このままでは動作しないので、下記のファイルをテキストエディタで調整します。

・config\BepInEx.cfg
 ※ログコンソールが要らなければ、False のままでも大丈夫です。
[Loging.Console]の項目内
 Enable = False
↓↓↓
 Enable = True

・config\org.bepinex.plugins.unityinjectorloader.cfg
 ※こちらは必須です。
[Paths]の項目内
 UnityInjector = UnityInjector
↓↓↓
 UnityInjector = Sybaris\UnityInjector

5.環境を整える(COM3D2側)

 プラグインを元の様に使用できるよう、下記の通りに進めていきます。
 2でリネームした「Sybaris_OLD」の中身を、COM3D2\Sybaris フォルダを新しく作成してコピーします。
 新しく作成した Sybaris フォルダ内にある、下記のファイルを削除します。

  ・com3d2.UnityInjector.Patcher.dll
  ・ExIni.dll
  ・Mono.Cecil.dll
  ・Sybaris.Loader.dll
  ・UnityInjector.dll

 ※ご自分でソースファイルからDLLを生成するパワーユーザーであれば想像つくと思いますが、これらのファイルを削除してしまうとコンパイルが出来なくなります。
  そのため、これらのファイルは CompileBat フォルダに移動し、コンパイル実行.bat の内容を少しだけ変更する等の対策が必要になります。



 以上でBepInEx環境への移行が完了となります。
 ゲームを起動し、動作を確認してみてください。

 なお、OpenGL32_OLD.dll ファイル及び Sybaris_OLD フォルダは今後使用しません。
 削除しても問題ありませんが、万が一のバックアップとしても利用できますので、ご判断はお任せいたします。


  ※注意事項
  BepInEx5.4.xでは、Reipatcherレス化プラグイン一式に含まれる「COM3D2.LogWindow.plugin.dll」でクラッシュしてしまい、ゲームが起動しません。
  そちらも削除削除する必要があります。


 あわせて、ファイルリストに関しても確認しておきましょう。
 filelist.html 該当欄




●CR_EditSystem の場合

1.ダウンロードするもの

 CR_EditSystem の場合は、下記の場所からダウンロードを行います。

BepInEx Ver.5.4.9
https://github.com/BepInEx/BepInEx/releases/tag/v5.4.9
 ※必ず x64 と表記のあるものをダウンロード、解凍してください。
 ※現状必要なものはこれだけのようです。


2.インストール

 1でダウンロードした、BepInEx を CR_EditSystem フォルダにコピーします。

  CR EditSystem\BepInEx\
   ※当然ながら、下層のフォルダ全てを含みます。
  CR EditSystem\winhttp.dll
  CR EditSystem\doorstop_config.ini

 ここで一度ゲームを起動する必要があります。
 BepInEx フォルダ内にさまざまなフォルダ/ファイルが作成されます。
 次の工程では、ここで作成されたファイルを取り扱います。

3.環境を整える(BepInEx側)

 BepInEx\config\BepInEx.cfg を編集します。
[Logging.Console]項目内(任意。Sybarisの時と同様にコンソールを出したい場合はtrue)
## Enables showing a console for log output.
# Setting type: Boolean
# Default value: false
Enabled = false
     ↓↓↓
Enabled = true

※プラグインのインストールに関して

 BepInEx のプラグインは、基本的に BepInEx\plugins フォルダに入れますが、各々のプラグインごとにフォルダを作成して分別しても問題ないようになっているようです。

 なお、プラグインは複数一気に導入するのではなく、一つ一つ入れては動作確認を行うようにしましょう。

以上でプラグインを使用する準備が整います。まだそれほど多く出ているわけではありませんが、BepInEx汎用のFPSコントローラなどが使えますので、いろいろ試してみるといいと思います。


トップに戻る
Written by NotPriest008