ホーム 自己紹介 アルバムリスト 飼育記録 飼育あれこれ 飼育日記 掲示板 相互リンク
 
クワガタの幼虫はどんな木で育つの?

クワガタの幼虫の多くは、クヌギやナラなどの広葉樹が、キノコやカビの働きで腐って朽ちた木で育っています。
木の腐り方は、キノコやカビの種類によって、「白腐れ」「赤腐れ」などに分かれるようです。
木の主成分は、リグニンとセルロースで、「白腐れ」は主にリグニンを分解する菌によって、「赤腐れ」は主にセルロースを分解する菌によって腐朽材となったものです。

オオクワガタ・コクワガタ → 木が養分を保ったまま立ち枯れた「白腐れ」で育つ。
ヒラタクワガタ・ノコギリクワガタ → 根元が枯れた「赤腐れ」で育つ。

クワガタの幼虫は、木の主成分であるリグニンやセルロースがキノコ菌・カビ菌などで分解された栄養分で育ち、また
親自信が持ていた菌(バクテリア)を体内に残すことにより、それをもっと効率よく分解する仕組みで育っているようです。

自作発酵マット作成の重要なポイントになるのでは・・・

<参考>
発酵マット飼育・菌床飼育どちらにしても、親自身が持っていた菌(バクテリア)が一番重要なポイントではないでしょうか・・・。
割り出しした幼虫は本当に小さく、体内の菌(バクテリア)の量も多くは保有していません。
食痕に残された糞や木屑には、その大切な菌(バクテリア)が含まれているので、
食痕に残された糞や木屑を、移し替える容器のマットに混ぜることが、大型成虫を産出する成功への近道の一つではないでしょうか?

<追記>
上記内容は、ある新聞記事で私自身勉強になり、皆さんにも情報を伝えたいと思い、記事内容を抜粋し私の考えを少々加味して搭載しています。