m170610pc4.wifi
ワイファイ(WIFI)にしよう、(PC4)
(=^ω^=) 、
ichiさん、ワイファイ(WIFI)にしたいんだけど、どうしたらいいんだニャー?
何でWIFIにしたいんだ?
(=^ω^=) 外でパソコンを使うため、
フム、WIFIはパソコンを持ちだして外で自由に使える、ってわけではないよ。せいぜい家の周囲くらいだな。
WIFIにするメリットは、家の中が無線になるから配線(LANケーブル)がなくなるので、ノートパソコンだったら「家の中での移動が楽」、ってことだよ。
(=`ω´=) 、じゃあ、WIFI(ワイファイ)って何がいいんだニャー?
何がいいのかっていうと〜、
その前にちょっと、難しい話は〜、覚えなくてもいいから、インターネットの仕組みを勉強してからにしようかね。
WIFIの前にまずは、インターネットはどんな風につながってるのか、のお話だ。
インターネット全体をマンガにすると、下の画のような感じ、だな。
インターネットは、世界のコンピュータをつないだ通信網、巨大なコンピュータネットワーク、なんだな。
このインターネットの構成は、ざっくり分けてみると3っつのパートに別れ、
@インターネット本体(コンピュータネットワーク本体、www、WEB、ネット、クラウド、など言い方はさまざま)と、
Aインターネットの入口「ISP(アイエスピー、インターネットサービスプロバイダ)」と家からISPまでの中継線(電話網)、
B家の中のインターネット(「LAN、ラン、ローカルエリアネットワーク」)、
に分けられ、
これを、人間社会になぞらえてみると、
@のインターネット本体は、
会社や役所や商店街などがそろう市内中心街、インターネットシティ、
ちなみにBの我々は郊外のアパートに住む住人、って感じだな。
AのISP(インターネットサービスプロバイダ)は、
インターネットと我々のパソコンをつないでくれる仲介業者、
また、家からISPまでの中継は電話網が使われ、電話会社が固定回線や移動回線を貸してくれる。
例えれば〜、
中継線は、家の前からインターネット市までの交通機関(郊外線)で、ISPはインターネット市への最寄り駅・乗換ターミナルだな、
家の前駅から郊外線に乗り、ISP駅で市内線に乗り換え、市内(インターネット市)に入る、んだな。
中継線は、高速新幹線の光(NTT光など)もあれば、線がなくても通信できる移動無線(ドコモ移動網など)もあり、
任意の交通機関を利用(契約)してインターネットの入口の駅(ISP)に行き、インターネットに入る、わけだね。
ISPはたくさんあり、ISP(乗換駅)が変われば、交通機関・路線も変るから、自分に都合のいいISPを選ぶ、だね、
Bの我家は〜、
郊外にあるアパートって感じだな、
アパートの各部屋がパソコン、タブレット、スマホ、で、
出入り口の玄関が「ルーター」、ルーターはアパートの管理人だ、
各部屋への通信(廊下)は〜、昔は「LANケーブル」だったが今は「WIFI(無線LAN)」の時代だな、
WIFIはアパートの廊下なんだ、廊下は家の外にはないだろ、だから家の中でしか使えないんだ、まあ、電波が弱いってことだ。
(=´ω`=) 、そうなんだニャー。
マンガの赤い線が、インターネットの通信なんだが、
パソコンでインターネットをするとき、マンガの下の方の、
郊外にあるお家の中の部屋のパソ君は、
B家の廊下(昔はLANケーブル、今はWIFI)を通って玄関(ルータ)を通り抜け、家の外へ出て、
A高速新幹線光(光回線、固定電話網、)に乗ってISPぷらら駅に到着、インターネット市内線に乗り換える、
@ISP駅に着いたパソ君はインターネット市内に入ると、市内線の運転手WEBブラウザ君の運転で、住所(URL、https://www〜、)をたよりに、目的地の会社(サイト)や商店街(モール)にたどり着く、んだな〜、
URLの、https:は、
昔は通信は、http:で暗号化なしだったけど、最近は「https:」、パソコンとサーバーの間を暗号化して通信してる、って意味だ。:
このURLは人間用の住所、人間がわかりやすい用に作られた名前だ、
これではデジタルのコンピュータにはわからないんだ!
コンピュータ用には、「グローバルIPアドレス」、という、郵便でいえば郵便番号みたいな番号が割り振られているんだが、それを人間がわかりやすくするためURLをくっつけた、んだね〜、
(=^ω^=)、「グローバル」っていうなら「ローカル」があるのニャー?
ローカルもある、実は家のなか、
家の中の部屋番号が、「ローカルIPアドレス」なんだ、
家の中もインターネット本体と同じような仕組みで通信をしており、各部屋(パソコン、タブレット、スマホ、プリンタ等、)と、アパートの管理人(ルーター)がIPアドレスを持ってるんだ、家の中専用のIPアドレスだね。
お家でパソコンを設定するときに出てくる番号、だな。
この番号も、今は「ipV4」っていうヴァージョンだけど、これからは家電製品などにも使われるためアドレスが多く必要で、新しく「ipV6」という体系の番号(IPアドレス)が増えてくる、だな。
家の中は、LAN(ラン、ローカルエリアネットワーク)って仕組みで、通常は管理人の「ルーター」が自動的に各部屋の番号を割り振ってくれる、
例えば、ルーター自身のローカルIPアドレスが、
192.168.1.1、(ルータ機種により異なる、)とすると、
パソコン 192.168.1.2、
タブレット 192.168.1.3、
スマホ 192.168.1.4、
WIFIプリンタ 192.168.1.5、 とかになるんだね、
試しに、192.168.1.1、って半角英数文字でブラウザに入力してごらん、ルーターにつながるはずだから、
(=^ω^=)、 「ローカルエリアネットワーク(LAN)」っていうなら反対は「グローバルエリアネットワーク」かニャー?
するどいなー、でもちょっと違って、「ワイドエリアネットワーク(WAN、ワン)」っていうんだ、
玄関ルーターが境目で、内側の廊下側が、LAN(ラン)、ローカルIPアドレス、屋外の公道側が、WAN(ワン)、グローバルIPアドレス、になるんだね、
まあこんな頭が痛くなる話はこれくらいにして、
ネコニャンの大好きな、お金が安くなるお話し、しようか。
ワイファイにすると、スマホの料金を安くできる、ってしってる?
(=´ω`=) うんニャー?
じゃあ、その話を、
スマホはパソコンだっての知ってるよね?
(=`ω´=)、 エッ、スマホは携帯電話だニャー!、
違うんだな〜、スマホ(スマートホン)はパソコンを小型化し電話機能を付けたんだ。
パソコンから、キーボードやらマウスやらDVDドライブやら取って小型化し、電話機能を付けたコンピュータ、なんだ。
ちなみに携帯電話(ガラ携)は、移動電話機が小型化して、Iモードとか写メとか色々な機能をつけていったんで、コンピュータではないんだ。それぞれ、生い立ちがちがうんだな。
ハナシちょっとそれるけど、なんでガラ携、ガラパゴス携帯、って呼ばれてるかわかる?
ガラパゴス諸島では生物が独自に進化した、これを日本の携帯電話が独自に色々な機能をつけて進化したのになぞらえて、ガラパゴス携帯(ガラ携、)
使いもしない機能をもった携帯を高い金を払って買わされてる日本人を揶揄したコトバなんだな。
携帯は電話とSMSで十分、これだけの機能でいいから、安い携帯を出してほしいな!
ハナシ戻して、
電車の中なんかでミンナ、スマホでインターネットしてるよね、
これはスマホが、パソコンと同じ仕組みでインターネットにつながってるからできるんだ、
たとえば、ドコモのスマホを契約して使ってるってことは〜、
先ほどのインターネットの話を思い出してごらん!
あのマンガのなかで、
ISPがドコモのサーバーで、
中継線はドコモの移動電話網、
パソコンがスマホ、
でインターネットができてるんだ。
ドコモの料金は、ISPの料金も含まれている、ってことだね。
それで、スマホを安くする話だけど、
ドコモとの契約は、使ったデータ量によって金額がかわる従量料金だよね、当然多く使えば、月額が高くなる。
これを、家の中では固定回線の光に接続して使えば、固定回線は通常は固定料金だから、家の中でつかう分には料金の追加は発生しない、んだ。
スマホを、この固定回線に接続できるのがWIFIなんだな〜。
スマホ→(WIFI無線)→WIFI親機→ゲートウェイ(ルータ)→ONU(光信号終端器)→光ケーブル(電話網)→プララ(ISP)→インターネット、だな。
スマホは、自宅や、「WIFIスポット」(駅などの公共の場でWIFIが使えるエリア)では、自動的にWIFIに切り替えてくれるんだ。結果、自宅ではスマホが、使い放題、になるんだね。
(=^ω^=) 使い放題、っていいコトバだニャー!
つまりは、WIFIは、家の中でのパソコンの移動が簡単になるだけでなく、スマホが家では無料になる、んだ。
そしてこれは、外出先に無料WIFIスポット(駅構内やセブンイレブン等のWIFIスポット、)があれば、そこでは自動的にWIFIに切り替わり、無料でインターネットができる、ってことなんだね。
極端な話、外でもWIFIスポットを探してスマホ・パソコンを使えば、ドコモ等と回線契約をしなくてもインターネットができる、ってわけだ。
ただし、電話通話は電話の回線契約しないと、できないよ!、
電話は接続する仕組みが全然ちがう、IPアドレスでなく電話番号で、電話の相互接続網の中を接続するんだ。
電話網の接続は、初めのマンガの中段A、青い線の矢印、
電話通話とSMS(ショートメールサービス)はこの中を通るんだ、インターネットとは別の網だから、一緒の料金計算にはできないんだろうね。
さてそろそろ、WIFIにしてみようか。
WIFIは、初めのマンガの説明のとおり、LANケーブルの代わり、
LANケーブルを、「WIFI機器(IEEE802.11無線LAN規格に準拠した機器で“ワイファイアライアンス社が認定”した機器、WIFIマークは認証の証)」、に交換する、ということなんだな。
WIFIにするために必要な機器は、
今頃のパソコンはホボ全て、WIFI子機の機能を搭載しているし、
スマホもWIFI機能を持ってるし、
プリンターも「WIFI対応」って書いてあれば「WIFI子機」になっている。
だから、「WIFI親機(WIFIルータ)、」を購入すれば、接続に必要な機器は揃う。
WIFI親機は5千円くらいである、高いの買わなくても通常での使い方ならそれで十分だよ。
NTT光なら、ゲートウェイに挿し込んで使えるWIFIのカードチップをレンタル(100円/月)してるから、それでもいいね。
配線は、
回線側のネットワーク装置(ゲートウェイ、ルーター、またはハブ)のLANケーブルソケット(挿し込み口)とパソコンがLANケーブルでつながってるから、そのケーブルを、爪を押さえて抜いて、
そのソケットにWIFI親機を、添付の短いLANケーブルでつなげばOKだ。
まずは、親機の設定を、APモード(ブリッジモード)にしよう。
親機には、「ルータモード」と「APモード(アクセスポイントモード・ブリッジモード)」があり、通常はデフォルトでルータモード(RT)になってるので、このスイッチをAPモード(AP)側に倒し、ルータ機能をOFFにする。
現在パソコンを使ってるならば、家のどこかに、ルータという名前でなくても必ずルータがある。(たとえばゲートウェイ、複合的な機能を持っておりルータ機能も持つ。)
ルータ・管理人は一家に一台、管理人が2人(ルーターが2台)になるとモメルので、WIFI親機のルータ機能をOFFにするんだ。
つづいてはパソコン側で、SSID、パスワード、の設定、
パソコン側では、WIFI親機に電源が入っていれば、もう電波を受けているはずなので、
電波の三角マークところをクリックすると、今受信してる電波の一覧がでてくるから、
その中で今回設置した機種の電波のところをクリックすれば、パソコンの設定画面がでてくる、(どれかわからなければ、WIFI親機の電源を切ったり入れたりして確認、)
そこに、WIFI親機の説明書または本体に書いてある、SSID、パスワード、を設定すれば、設定完了、
だな、簡単だったろ!
スマホを持ってるならば、スマホも同様にWIFIの設定をしておけば、家に帰れば自動的にWIFIに切り替わる、家の中なら、いくらスマホしても、タダ、だよ。
プリンターは、WIFI対応って書いてなければ今のままだね。次に買い換えるときにWIFI対応プリンタを購入、だね。
家の中のお話しはこれで終わりだけど、もう少しWIFIの話をするね。
「モバイルWIFIルータ」、って聞いたことないかい?、ポケットWIFIとかモバイルルータとかWIMAXとか、通信会社によって色々呼び方があるね。
モバイルWIFIルータは、外出先で移動電話網に接続してパソコンを使う装置、パソコンとWIFIで接続をする中継専用のスマホ、だね。
通常はパソコンを使うには、WIFIスポットまで移動しなければならないけど、これはスマホの電波が届くとこならどこでもパソコンにつないで使える、というわけだ。まあ、当然、契約しないと使えないけどね。
実はモバイルWIFIがなくても、スマホにも「デサリング」という機能があって、これも、パソコンからWIFIでスマホへ接続し、スマホからは移動網への接続中継で、インターネットができる仕組みがあるんだ。
このように見ていくと、WIFIが普及したおかげで、回線の種類とか色々な接続形態が生まれてるんだね〜。
今までは、パソコンなら固定回線、ってイメージだったけど、
移動網のパケット料金(データ通信料金)が安くなれば、
外出時はスマホでインターネット、家ではスマホのデサリングでパソコンインターネット、
「固定回線を契約しない、」
もあり得るね〜。
今回はここまで、
(=^ω^=)
割りと簡単なのだニャー、
これなら、自分でできそうニャー!
まずはやってみる、だね、慣れることが一番だな〜。
初めに出てきたマンガのイメージは覚えておいてね、これからの説明にも出てくるからね。