g121120himitu
ヒミツのハリでの釣り方、ichi、柱島、
ichiです。
17・18日で、10名で柱島に長竿会の忘年会、に行ってきました。
飲んで、しゃべって、釣って、寝て、楽しかったです。
釣行の方は〜、
4名が遠い波止、5名が前の波止、1名が泊まり、
どちらもよく釣れ、みんな満足、だったようです。
泊まりも、夢の中で大漁、
だったそうです。
ただ天気は、雨は上がったけど風は北西で強かった。
遠い波止は北西に向いて突き出てる。
で、0時廻ってからは風向きが北寄りに変り、斜め前からで釣りにならず、終了。
前の波止は少し角度が違って北北西くらい。
その分風が背中からで、釣り易かったようです。
ichiは遠い波止、釣果は、
グレ7枚、メバル他40匹弱、7kgくらいですかね。
大きいので23p、
今年は貴重品が出ない、
ですね。
で話のなかで、釣り方の質問を頂いたので、
@ヒミツのハリでの釣り方、
A抜き上げれないサカナの取り込み方、
今回はこの質問に答えることで、レポートに替えさせて頂きます。
まず、
@ヒミツのハリでの釣り方、はどうしたらいいの?
ヒミツのハリの特徴は、
使ってみればわかるように、根掛かりしにくい、ということです。
ハリ先が常に上向き、なことと、オモリを小(0.3g)と軽くしているため、普通のハリに比べ、根掛かりしにくい。
浅いポイントでは特に効果を発揮します。
でも、底にベタッと着ければ、やはり根掛かりが多くなるので、
底に着けないように釣って行く、ことが必要です。
けど、この仕掛けは、底をとる、のが難しいんです。
いつもの釣り方は、糸を張って、竿先のホタルだけで底に着いたか、サカナが乗ったか、を見る。(このときの糸のホタルは、仕掛け回収の目印のみ、)
浅いポイントでこの軽いオモリでは糸が張ったかどうかわからない、だから底に着いたかどうかを竿先のホタルだけで判断するのは難しい。
で、どうするかというと、
ハリから一尋程度の位置にホタルを付け、このホタルの沈み具合で、どのあたりまで沈んだかを判断する。(沖の底に沈めてかすかに見える、くらいにホタルの位置を調整する。)
仕掛けの沈み具合は、糸に付けたホタルの明りの沈み具合で見る。
糸に付けたホタルが、
明るい →水面、沈んでない、一尋(1.5m)以内、
ボヤッ →だいぶ沈んだ(2〜3m、岸近くでは底)、
かすかに見える →シッカリ沈んだ(3m以上、沖では底、岸近くでは根掛かり)
今回は遠い波止で釣ったが、遠い波止は全体的に浅い。
特に今回は、横風が強く竿を水面から高くすると仕掛けが風に煽られ、アタリがわからない。
で、仕掛けを短く6mくらい、
(今回は竿継2本分くらい短くし6m、普通は竿イッパイ+50pで9mくらい、)、
糸のホタルの位置をハリから一尋くらいにとり、
竿先の操作も、縦でなく、風上に向けて横方向に操作、
糸が水面から離れないようにし、風の影響を受けにくくし、釣った。
具体的には、
風の弱まる隙間をぬって、
なるべく沖に、ひしゃくで遠くに水を飛ばす様に、仕掛けを送り込み、
振り込んだ後の竿先は、水面近くに下して風の影響を避け、
(竿を寝せる、立てると糸が風をはらんで、仕掛けが勝手に浮く。)
糸に付けたホタルを見て沈み具合を判断、
沖を釣るときは、かすかに見えるくらいまで十分沈め、
近くでは、少し明るいくらいで根掛かりしないうちに、
糸を張って“聞き”する。
“聞き”は、竿を縦でなく横方向、風上方向に向けて動かし糸を張る。
糸が張ったかどうかは、竿先のホタルと水中のホタルを交互にみて、ホタルの動きで判断、
乗っていれば
(乗っていれば竿先のホタルが止まり、このハリはサカナの感じがダイレクトに手にくる、)
竿先を戻して、呑みカウント、合わせ、(今回の呑込みは遅かった、10くらい数える必要があった、)
乗ってなければ、
(竿先のホタルが止まらずに、水中のホタルが動く、浅くなり明るくなる、)
そのまま竿先を、ピュッと動かし(水中のホタルが少し踊って止まるくらい、ピュッと速く短く動かす。)
(ピュッが、誘いになる?、結構効くみたいです。)、
仕掛けを少し浮かせて、また沈める。
これを岸近くまで繰り返し、
仕掛けが岸近くなれば回収、振り込みかえる。
いつもの釣り方とは、底の取り方が違う、だけで、あとは一緒、
いつもは、オモリで糸を張って竿先のホタルで底をとる、ですが、
今回は、糸につけたケミホタルの沈み具合、明るさかげんで判断する、ですね。
ichiは〜、このタイプのハリに変えて、もう5年くらいになりますかね〜。
根掛かりはメッキリ減りましたね。
ミナサンも使ってみませんか〜!?
作り方、結び方は、
もうひとつ、グレ等の、
A抜き上げれない大きなサカナの取り込み方は?
サカナが大きくなると抜き上げれなくなり、糸を持ってサカナをズリ上げる。
でもこれが、道糸を取る、糸を持つことが結構難しい、特に今回のように仕掛けを短くした場合はホントに難しい。
一番とりこみやすい仕掛けの長さは、竿長+釣り場の高さ、
例えば竿が8m、波止上から水面2m、とすれば、
仕掛けが、竿が8m+波止から水面2m=仕掛け10m、これならば、竿を真上に立てれば足元にサカナが来て、糸をすぐにとれる。
でも今回の場合は、竿8m、波止から水面2m、で仕掛け6m、
どうするかというとこんな計算式、
竿8m−x+波止から水面2m=仕掛け6m、
で−xは4m、このぶんの竿を縮める、竿をたたむんです。(実際は竿の曲がりがあるので3m3本くらいをたたむ、)
具体的には、
大きいのが釣れたら、シャカシャカ等で浮かせて、
沖で十分空気を吸わせ弱らせ、(元気なうちに岸に寄せると潜られる)
暴れなくなってから岸に寄せ、
竿先を横に、岸際より陸側、内側に竿先を入れて、
道糸をそのまま、岸壁の角に当てて動かなくし、
そのまま道糸を張って、人間が糸に向けて移動する、
が、このとき、
道糸に近寄るほど、竿の曲がりがキツクなるから、
曲がりを見ながら、折れないように竿をたたみながら(今回は継3本をたたんだ)、近寄り、
道糸をとり、ずり上げる。
ですね。
これで30pは余裕、35pくらいまでならタモがなくても、なんとかなります。
あとがき、ですが、
(ノベ竿でジグヘッドを使うのはオカシイらしいんですが、)
昔はジグヘッドも重すぎて、ノベ竿で使うには向かなかったけど、
5年くらい前に軽いジグヘッドが出て、これを使ってみると抜群、
(ノベ竿でワームもオカシイらしいですが、)
ワームでもムシでも使える万能ハリ、
気に入ったがネックは値段、
で試行錯誤でたどり着いたのが3年前、
この、ヒ・ミ・ツのハリ、
@ヒ・ミ・ツのハリの釣り方は、
遠くに、アンダースローで振り込んで、
カーブフォールさせ、底で少し食込みのステイして、
“聞き”して、
乗ってなければ、
ピュッと軽くジャークさせて、またカーブフォール、
乗ってれば、
竿先を水面まで下げて呑みカウントのステイして、
スローに合わせる、
サカナが大きければ、シャカシャカ、で浮かせ、
A抜き上げれない大きなサカナの取り込み方、
ですかね〜。
えっ、
横文字が多い・・・、昔より文明開化が進んでる!、
そうなんです、頭と同じように、ichiの釣りは日々、進化してるんです。
みなさんも進化して、輝いてみませんか?
ichi、