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新しい「ムシ活かし器U」、ichi、

 

新しい、「ムシ活かし器U」、を製作した。

 

以前のは、9Lのコマセバケツ、で製作、

手持ちで船に乗る、を考えて容器を小さくしたが、小さいぶん水量が少ないこともあって、ムシを長期に活かすのが難しかった。

 

今回は、手持ちはアキラメ、車に乗せて行くことにして、

20Lのコマセバケツ(きんたい釣具、1200円)、を使用、

容量を20Lと、大きくした。(基本的な考え方、構造は同じ、)

  

 

ブクブクを止めてみると、こんな感じ、

水は8分目くらい、前回の2倍以上、重い、砂を合わせて20kg弱?。

エアーリフトは2本、パイプを水面下−1cm程度にする。

砂は、厚さ5cmくらい、今回はサンゴ砂を使用した。

写真にはないが、冬は、金魚用ヒーター定温18℃、が必要、ムシは真夏の暑さは30℃超えても平気だが、冬の寒さには弱い。(最低気温が5℃を下回るようになるとヒーターが必要、)

 

この海水は1ヶ月前くらいに入れた水、

手入れをサボっていて、ムシを入れた袋が目詰まりし水が通わず、2週間くらい前にムシが窒息・全滅した、

のを、死んだムシを取除いて海水はそのまま使って循環・浄化させ、

再度、ムシを入れて1週間目のムシが下の写真で、元気イッパイ、

袋の目詰まりがなければ1ヶ月でも2ヶ月でもムシは生きてる。

水は、ドブのようになった水も、そのまま循環させておけば復活するんだ。

 

前回は、底の砂に直接ムシを放していたが、今回は袋にいれて、ムシの回収を簡単にしている。

ムシを入れる袋はこんな感じ、

袋は、キッチンの排水溝用の「水切りフィルター」を使用、(キッチンの三角コーナーなどにかぶせてあるやつだ、)

フィルターの中に、ムシとスペーサーを入れ、輪ゴムで止めている。(パーライトもそのまま入れる、)

1袋に100g程度のムシを入れる。

スペーサーは、袋を広げる役目、小型のペットボトルを3cm程度のリング状にカット、角をとって、袋の中に入れている。

注意事項として、汚れで袋の網目が詰まれば、水が通じなくなりムシが窒息死する、

死んだムシを取り除くのも兼ねて、適度に袋の取り換えをすること。

 

水切りフィルターには、網目タイプ、ストッキングタイプ、不織布タイプ、の3種があるが、

不織布タイプがムシが脱走しない、網目タイプ、ストッキングタイプ、は脱走する。

写真は不織布タイプの水切りフィルター、(マチ付き、26×12×11cm、ダイソー、108円)

止めるのは、輪ゴムで止めるのが確実にとまる。

 

 

前回からの変更は以上だけど、これに新たに、旅仕様を追加した。

長期の釣行では、陸伝いならムシを必要の都度購入できるが、

離島等ではムシの調達は困難、

また、本土から持って行くにしても、移動や長期の保存が問題、

で色々、検討・実験した結果、こんな方法で・・・、

 

商用電源がないとこでも使えるように、

移動中の車では、

「DC12V→AC100Vコンバータ」、(アマゾン、2680円)

電源は車のシガーソケットからとる。

車のDC12Vを交流100Vに変換してくれるから、商用電源用のブクブクが使える。(パソコンもUSBも使える、全150Wまで、)

これで移動中の車の中で、商用100Vのブクブクが使え、家で使ってるムシ活かし器セットそのままを、車に持ち込める。

(車での移動時に使用、)

 

 

何も電源がないとこでは、

「乾電池式ブクブク」、(アマゾン、1064円)

乾電池があればどこでも使える。(単1×2、20時間、)

ブクブクは、バケツのふたにベルクロテープで止めるように加工。

使用時は、エアーパイプを乾電池式のブクブクにつなぎかえる。(エアーパイプの緑と白の境目、パイプジョイントをつけてある、)

(船等での移動時、車停止時に使用、)

 

 

また、現地に1泊以上なら、

「活かしカゴ」、(コーナン、特価380円、)

この中に、袋ごと入れて海にザバンと投げ込む。袋10個以上、1kgでも入る。

サカナを活かす「フラシ」を使うことも考えたが、網目が大きいことと、浮かせているので潮の干満で、岸壁の途中に引っ掛かっても困るので、この緑色のカゴにした。(元々は野菜とかの収穫用のカゴみたい)

オモリを付けて重くして底に沈めた方が、波の影響もすくなくていい。

注意事項、海が干上がるとこでは使用しないこと。(干満の大きさ、流れ等を考慮する)

(泊り等で使用、)

 

実際の使用の想定は、例えば2泊3日で島へ、

渡船に行く途中でエサを購入、この時点で2日目以降分を「袋に小分け(かさばらない)」、現地に着くまではクーラーボックスへ保管、

現地に着いてテント設営、袋に入れた2日目以降分を「活かしカゴ」に入れて海中へ、

同じ場所で連泊なら、「活かしカゴ」を引き上げて必要分を取り出し海に戻す、

長距離を移動する場合は、「バケツの活かし器」に入れて、状況に応じて「交流100Vか乾電池のブクブク」をする、だな。

 

 

これで1週間連泊しても、どこでも釣ができるゾー!

(ichi、)