事務局だより3月号 

 今月号の目次

   (各項目をクリックすると、その記事の始めに画面が移動します。)

 令和5年度 事業計画と収支予算について

 弱視者の困りごと資料集の紹介

 JR東日本が障害者用Suicaを発売

 有料道路における障害者割引制度の見直しについて
 
 「声のみやぎ県政だより」が県のホームページから聞けます

 ご協力ありがとうございます(敬称略)

 貸し出します

 本の紹介
 

令和5年度 事業計画と収支予算について

 2月18日に開催された第292回理事会で令和5年度の事業計画と予算案が承認されました。

(1)協会本部の予算額は15,691,000円、情報センターの予算額は56,703,000円、合計72,394,000円になります。

(2)協会本部の主な年間行事予定は次の通りです。

 4月 各地域団体総会
 5月12日(金)監査会 福祉センター、第293回理事会 情報センター
 5月21日(日)第25回宮城県・仙台市障害者卓球大会 宮城野体育館 
 5月21日(日)~22日(月)第76回全国視覚障害者福祉大会 奈良県
 5月27日(土)第84回評議員会、第294回理事会 情報センター
 6月 3日(土)~4日(日)第23回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技北海道・東北地区予選大会福島大会
 7月 8日(土)~9日(日)第18回東北ブロック視覚障害者STT大会
 7月23日(日)第1回中途視覚障害者緊急生活支援相談会 塩竃市・松島町(手帳保有者170名)
 8月30日(水)~31日(木)第69回全国視覚障害女性研修大会 神奈川県藤沢市
 9月 3日(日)第2回中途視覚障害者緊急生活支援相談会 大崎市(手帳保有者322名)        
 9月 9日(土)第295回理事会 福祉センター
 9月17日(日)~18日(月)第69回全国視覚障害青年研修大会 北海道札幌市
 9月24日(日)第18回宮城県視覚障害者福祉大会
10月29日(日)~30日(月)第60回東北視覚障害者福祉大会 青森県 
12月 9日(土)第296回理事会 福祉センター

― 令和6年(2024) ―
 2月17日(土)第297回理事会 福祉センター
 3月 3日(日)地域団体代表者会議、女性部長会議 
 3月 初旬  日視連女性協議会全国委員会並びに全国代表者会議
 
 ※その他、理事懇談会、各委員会、毎月の事務局会議、会場等の関係で日程の変更もあります。                                                   
 
                                                                               
弱視者の困りごと資料集の紹介
                                                   
 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合は、視覚障害の当事者の意見や情報をもとに様々な資料を発行しています。その中で、「弱視者の困り事 資料集」は弱視者(ロービジョン)
の困り事を幅広く整理した資料であり、多くの方に活用されています。
 この資料集は、全国の弱視(ロービジョン)の当事者が集う「弱視部会」が発行するものです。弱視者(ロービジョン)の困り事は様々で、多くの弱視者(ロービジョン)は、この困り事を
抱きながら日々の生活を送っています。同部会では、これらの困り事の解決を目指し、全国の委員等から寄せられた様々な困り事、そして、その困り事を解決するためのアイデアや
方法等を整理して、資料集にまとめています。これらの資料は、社会福祉法人日本視覚障害者団体連合のホームページに掲載しております。ぜひご活用ください。

●弱視者の困り事 資料集
http://nichimou.org/all/news/secretariat-news/201201-jimu-2/

第1号(令和元年12月発行)
テーマ 移動に関する困り事、弱視の父母の子育てでの困り事

第2号(令和2年3月発行)
テーマ スマートフォンの活用、男性ならでは、女性ならではの困り事

第3号 追加版(令和2年11月発行)
テーマ 新型コロナウイルスの影響で困った事

第4号(令和3年10月発行)
テーマ 障害者手帳を取得するまでの困り事

第5号(令和4年8月発行)
テーマ オンライン会議における困り事や活用事例
     金融機関における困り事や活用事例

第6号(令和5年2月発行)NEW!!
テーマ ウェブサイトやアプリ等に関する困り事
     日視連加盟団体での弱視(ロービジョン)に関する取り組み


JR東日本が障害者用Suicaを発売

 JR東日本は、介護者付き割引が適用される障害者用Suicaを発売します。主な内容は以下のようです。

(1)発売は3月18日(土)から、みどりの窓口か、インターホン対応の指定席券売機がある駅で行います。購入の際に障害者手帳か、療育手帳を呈示します。

(2)障害者用Suicaは、介護者付きで障害者割引サービスを利用するための専用Suicaです。障害者本人用1枚と、介護者用1枚とを合わせたセットになっています。有効期間は1年で、

更新は改札窓口でもできます。また、通常のSuica(記名式)から障害者本人用Suicaへの変更もできます。なお、宮城県内では、JR東日本以外の交通機関では使えません。

(3)これまで行っていたSuica割引定期券の発売、及び通常のSuicaで自動改札から入場し、出場時の改札窓口で手帳を呈示して割引を受けるサービスは引き続き行います。
  
 詳しくは、JR東日本お問い合わせセンター電話050-2016-1600へ。


有料道路における障害者割引制度の見直しについて

 有料道路における障害者割引は、東日本高速道路株式会社等全国の有料道路事業者6社において統一的に実施していますが、この度これまでのサービスに加えて新たに以下の
2点が見直されることとなりました。実施は令和5年3月27日(月)からです。

(1)1人1台要件の緩和
これまで事前登録された自家用車に限り本割引を適用しておりましたが、自家用車をお持ちでない方が知人の車やレンタカーを利用する場合や、介護が必要な重度の障害者の方が
タクシーを利用する場合など、事前登録がない自動車でも新たに割引の適用となります。なお、自動車の事前登録の有無にかかわらず、事前に本割引の申請手続きが必要です。

①事前登録のない自動車をご利用する場合、料金を支払う料金所において一旦停止いただいたうえで、係員が障害者手帳の記載事項等と障害者本人の同乗(本人運転又は介護者に
よる運転)の確認等を行います。

②重度の障害者の方がタクシー等をご利用する場合は、タクシー等の予約時又は乗車前に有料道路の障害者割引を利用する旨をお申出いただき、タクシー事業者等に対応可能か
必ず事前に確認を行って下さい。タクシー等のご利用の場合は、重度の障害者の方が割引の対象となります。

(2)オンライン申請の導入
これまで市区町村の福祉事務所等の協力のもと行っていた事前登録手続きについて、自家用車を事前登録のうえETCを利用申請される方を対象に、窓口に出向くことなく申請が
できるよう、新たにオンライン申請を導入します。

①ご利用にあたっては、本人確認のためマイナンバーカードおよびマイナポータルへのご登録が必要となります。

②オンライン申請がご利用できない方等のため、市区町村の協力のもと、福祉事務所等による申請受付も継続します。

 なお、不適切なご利用があった場合に厳正に対処するため、割引適用の停止措置強化など所要の見直しを行います。

 ※詳細については、後日、各道路会社のHPにて改めてお知らせいたします。

【お問い合わせ先(お客さま専用)】
NEXCO東日本お客さまセンター(24時間)
TEL 0570-024-024(通話料有料)又はTEL 03-5308-2424(通話料有料)
 
                                          
「声のみやぎ県政だより」が県のホームページから聞けます
 
 宮城県から業務を受託し、抜粋した記事を点字版・音声版として希望者にお届けしています。この度、音声版「声のみやぎ県政だより」を障害の有無に関わらず、どなたも視聴できる
よう令和5年1・2月号から宮城県のホームページに掲載することになりました。

【ホームページへのアクセス方法】PCや携帯電話等でもアクセス可能。

 インターネットで「声のみやぎ県政だより」で検索し、タブキーで「みやぎ県政だより一覧公式ウェブサイト」に移動してEnterを押します。ここからタブキーか矢印キーで移動し
「声のみやぎ県政だより令和5年1・2月号」を選択しEnterを押すと掲載項目を読み上げます。タブキーか矢印キーで項目を選びEnterを押すと本文の読み上げが始まります。
ぜひ、ご利用下さい。


ご協力ありがとうございます(敬称略)

― 寄 付 金 ―

東洋はり医学会宮城支部 30,000円
匿名 3,088円

―「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告 ―
(令和5年2月1日~2月28日受付分)

 個人(12名)
(仙台市)7名 (石巻市)1名  (塩竃市)2名  (気仙沼市)1名 (名取市)1名

◆小学校(55校)
(仙台市)北仙台 東仙台 古城 南材木町 生出 芦口 東六番丁 広瀬 館 大和 南吉成  (石巻市)山下 住吉 中里 大原 湊  (塩竃市)月見ヶ丘  (気仙沼市)鹿折 松岩 中井
(白石市)白石第一  (名取市)下増田  (角田市)枝野 北郷  (登米市)加賀野 米谷 上沼 新田 石森  (栗原市)宮野 一迫 栗駒  (東松島市)赤井  (大崎市)岩出山 川渡 敷玉 高倉
三本木 志田 下伊場野  (富谷市)富谷 東向陽台  (大河原町)大河原  (柴田町)西住  (亘理町)吉田  (山元町)山下  (利府町)青山 利府第三 しらかし台  (大衡村)大衡
(加美町)広原 宮崎  (涌谷町)涌谷第一  (美里町)小牛田 青生

◆中学校(25校)
(仙台市)中田 第一 広陵 東仙台 尚絅 岩切 富沢 五橋  (石巻市)青葉 (気仙沼市)唐桑 気仙沼 条南 鹿折  (白石市)東  (名取市)増田  (登米市)米山  (栗原市)志波姫
(大崎市)古川黎明 三本木 田尻  (村田町)村田第二 村田第一  (柴田町)槻木  (亘理町)逢隈  (色麻町)色麻

◆高校(4校)
登米 石巻西 桜坂 尚絅 

◆支援学校・その他(8校)
光明支援 小松島支援 角田支援 利府支援塩釜校 名取支援  宮教大特別支援 県立支援女川高等学園 赤門鍼灸柔整専門


貸し出します 

 貸し出しご希望の方は協会事務局 電話022-257-2022へお申し込み下さい。

日視連発行
(1) 点字「厚生」 第295号 令和5年1月20日発行 
(2) 声の広報「厚生」 第281号
(3) 点字日本 第614号 2023年2月1日発行


本の紹介
                                                       
                                                        理事 及川 篤生
書名 第六大陸
著者 小川一水

※サピエに、シリーズ全2巻が、音声デイジー版、点字データ版の両方登録されています。

 会員の皆さん、こんにちは。協会理事の及川篤生です。ここ数年、月に関心が集まっています。人類が月に到達したアポロ計画、僕が生まれた時にはもう計画が終了していました。
それから50年人類はまた月を目指しています。民間人でもお金をとんでもなく持っている人たちは、もう実際に宇宙に行っていますよね。過去の大航海時代、アメリカの東海岸から西へ
向かったフロンティア開発、人間は常に新天地を求めてきました。そして現在の目指すべき新天地は月面になっています。以前はアメリカとソ連だけが目指していた宇宙、今では中国や
ヨーロッパの国々、そして民間企業も目指すべきところとなっています。僕はガンダムを40年以上追っかけていますがガンダムに出てくる科学技術は宇宙開発の延長なんです。
そんなわけもあって宇宙開発関係の本も結構読んでいます。
 
 今回の主人公は13歳の女の子。大財閥のご令嬢ですでに海外の大学を卒業、祖父から1500億円を預けられて何でも好きなことをやってみろと言われています。彼女が言うには
ほかの人よりちょっとだけ賢くて経済的にも恵まれた自分の使命は人類全体への貢献と考えて月面開発を目指します。ちょっとだけというより相当に賢いんじゃないか?
とは思いますよね。そんな彼女が多くの人たち宇宙開発の技術者、建築技術者そんな人たちを巻き込みながら月面でのあるイベント施設の開発を目指します。どんな建物を作るのかは
読んでからのお楽しみです。

 現在のSF作品には、大前提なのですが科学的な実証に基づいて書かれています。今の、宇宙開発の技術を発展させていけば出来るかなという技術が随所に見られます。
当然様々な困難に見舞われますが月面での建造物の開発に成功します。この作品2003年に書かれているんですが、今から20年も前にこんな内容を書いていた作者の先見性、
僕にとっては結構な驚きでした。何時か宇宙に行ける日を想像しながら読んでみてはいかがでしょうか?

 
ページトップへ
 
事務局便り一覧へ