令和2年度事業計画 |
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令和2年度運動方針 今年度の重点項目 事業内容 1 社会参加推進のための事業 @ 社会・家庭生活訓練事業(県委託) A 中途視覚障害者リハビリテーション事業 B 自立と社会参加のための各種相談・支援事業 C 視覚障害者スポーツ振興事業 2 広報・啓発に関する事業 @ 広報等作成・提供事業 A 大会開催事業 B 福祉情報提供事業 C 教育現場等における社会貢献意識の啓発事業 D 関係諸団体との連絡・調整及び協議に関する事業 3 宮城県視覚障害者情報センター事業 4 収益事業 @点字印刷事業 A自動販売機の管理・運営 5 その他 @支援者の拡大 A会議の開催 |
令和2年度運動方針 |
1.情報保障に対する取り組み 情報障害者といわれる視覚障害者に対し、いわゆる「差別解消法」の合理的配慮に基づき情報補償を行うことは、自立と社会参加を果たすうえで最も重要である。自治体の広報・各種資料や通知文・選挙のお知らせなどの情報が視覚障害者に入手できる形式や媒体で提供されるように求めていく。 2.地域生活支援事業による生活環境の整備と社会参加の推進 平成30年度から始まる宮城県障害者計画に基づく地域生活支援事業の目標の達成を目指す。現状にあった日常生活用具の給付、安全で移動しやすい交通環境、利用しやすい施設の整備、移動に関する支援制度等の充実に取り組む。 3.関係団体・組織との連携強化 視覚障害者福祉に携わる当事者や支援者の団体、行政機関などとの連携を強めると共に、視覚障害理解の啓発を図り、暮らしやすい地域づくりを推進する。 |
今年度の重点項目 |
今年度は、以下の点に重点をおき事業を進める。 1.第73回全国視覚障害者福祉大会(宮城大会)を6月14日から3日間開催する。(中止) 2.あはき等法19条裁判に対し国の行政処分を指示する立場で引き 3.東日本大震災から10年目に入る中、増える風水害をも踏まえて 4.視覚障害者情報センター改築計画の進捗に応じ必要な対応を行う。 5.安定した財源確保の為の方策を検討する。 |
各部門の事業 |
社会・家庭生活訓練事業(県委託) |
日常生活に必要な知識・技能を身につける講座を開催したり、スポーツや文化的行事、社会見学会等を各地域で実施する。計18回程度実施。 |
中途視覚障害者リハビリテーション事業 |
中途失明者緊急生活訓練事業(県委託)として、県眼科医会と、(公財)日本盲導犬協会仙台訓練センターの協力を得て相談会を7月、9月、11月に、大崎市・名取市・石巻市の計3ケ所で開催するほか、協会単独で地域相談会を実施する。 |
自立と社会参加のための各種相談・支援事業 |
ケースに応じた福祉制度の利用に関する相談や情報支援機器の有効な活用法を支援する。 協会事務所へ来所したり、電話による本人もしくは家族等関係者からの相談に応じ、適切な助言を行う。 |
視覚障害者スポーツ振興事業 |
1.グランドソフトボール ・第20回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技北海道・東北地区大会に宮城県チームが出場する。 5月30日(土)〜31日(日) 仙台市 (中止) 2.サウンドテーブルテニス ・第22回宮城県・仙台市障害者卓球大会に参加する。 5月31日(日)、仙台市 (中止) ・第15回東北ブロック視覚障害者STT仙台大会に参加する。 7月11日(土)〜12日(日) (中止) ・その他、各地域で練習会を実施する。 3.その他 ブラインドテニス、ブラインドサッカー、マラソン、フライングディスク、フロアバレーボール等、障害者スポーツ・レクリエーションの普及に協力する。 |
広報等作成・提供事業 |
「みやぎ県政だより点字版・声版」(県委託)、「仙台市政だより点字版」・「点字仙台市議会だより」(仙台市委託)等を製作して提供する。 |
大会開催事業 |
(社福)日本視覚障害者団体連合との共催で、第73回全国視覚障害者福祉大会を6月14日(日)〜16日(火)仙台サンプラザにおいて開催する。(中止) |
福祉情報提供事業 |
1.会報「視覚障害みやぎ」の発行 点字、活字、拡大文字、CD、電子メール、SPコードの各媒体で毎月発行する。 2.ホームページの管理・運営 本協会と情報センターの事業をネットで公開し、随時更新する。 3.その他 政府関係の広報や民間からの寄贈による福祉や生活に関わる書籍や資料を貸出あるいは提供する。 |
教育現場等における社会貢献意識の啓発事業 |
1.講師の派遣 一般市民・企業等を対象に介助・誘導の仕方・点字・生活における工夫など視覚障害者に対する理解・啓発を目的に専門的な知識を持つ講師を派遣する。 2.寄付募集活動 学校や市民に向けて不要になった書き損じ・未使用はがきの寄付を募集し、協力を通して児童・生徒や市民の福祉や社会貢献に対する理解を深めてもらう活動を行う。 3.パンフレット等の配布 市町村の福祉関係機関や市民に視覚障害者福祉に関するパンフレット等を配布し啓発を行う。 |
関係諸団体との連絡・調整及び協議に関する事業 |
1.地域団体との連携と支援 県内にある8つの地域の当事者団体(気仙沼、石巻、東松島、大崎市、塩釜、多賀城、角田・丸森、柴田)と連携をとりながら、その活動を支援すると共に、その他の地域での新たな団体設立の可能性を探る。 2.障害者団体等との交流・連携 全国組織である(社福)日本視覚障害者団体連合(日視連)、東北視覚障害者団体連合(東視連)、仙台市視覚障害者福祉協会(仙視協)と連携して国・地方・地域の各々のレベルで視覚障害者福祉の課題に取り組んでいく。 資料・情報の提供、調査・研究への協力、研修、要望・陳情活動等、主な大会・会議等として第73回全国視覚障害者福祉大会 また、(社福)宮城県障害者福祉協会、宮城県障害者スポーツ協会、(公財)日本盲導犬協会仙台訓練センター、宮城県東洋療法関係団体 3.青年部 @日視連青年協議会及び東視連青年部との交流・連携を図る。 A東視連青年部長会議を開催する。11月1日(日)宮城県 B第66回全国視覚障害青年研修大会広島大会に参加する。9月26日(土)〜27日(日)広島市 4.女性部 @日視連女性協議会及び東視連女性部との交流・連携を図る。 A第66回全国視覚障害女性研修大会に参加する。9月17日(木)〜19日(土)神戸市。(中止) B東視連女性部長会議を開催する。11月1日(日)宮城県 C県視障協女性部長会議を開催する。3月7日(日) D日視連女性代表者会議 3月予定 E日視連全国委員会開催 3月予定 5.関係機関・団体との連携 宮城県、仙台市、県内各市町村、(社福)宮城県社会福祉協議会、各市町村社会福祉協議会、宮城県立視覚支援学校、国の地方機関等との連携を図る。 6.ボランティア団体との連携 宮城音訳奉仕会、宮城点訳奉仕会、デイジーみやぎ等の支援・協力を受けて事業を進める。 |
宮城県視覚障害者情報センター事業 |
1 重点事項 指定管理3期目の2年目に当たる今年度は、以下の事業に重点を置き運営する。 (1)墨字資料などの点字化・テキスト化にICT技術を活用し、作業の効率化・迅速化に取り組む。 (2)相談業務を充実させ、増加している中途視覚障害者の支援や機器・用具に関する相談に対応する。 (3)これまでの地域連携推進業務の実績を踏まえ、市町村や視覚障害支援機関・団体との連携の下、地域福祉の向上と視覚障害者の防災意識の定着に取り組む。 (4)視覚障害当事者同士の交流の場や生活に関する最新情報の提供を行い、生活の質の向上と社会参加の促進を図る。 2 事業の概要 (1)センターに来館した利用者の応対 (2)館外利用者の登録事務 ・(新規事業)過去数年間にセンター新規利用登録をした利用者を対象にセンターサービスや福祉制度等について情報提供を行うことにより、センターサービスの利用を促す。 (3)点字・録音刊行物等の館外利用 ・センターへ登録されている館外利用者に対し、点字・録音刊行物等の貸出を行う。なお、館外登録者の拡大を図るため地域連携業務の一環で行う「情報交流会」等地域での行事を開催する(年20回程度)。また、障害理解の啓発を目的として「出張!視覚情報センター」を開催する。 (4)点字・録音刊行物等の受入・管理 (5)点字・録音刊行物等の製作及び奉仕員の養成 ・点訳奉仕員並びに音訳・編集奉仕員養成講座を開催する(点訳2年課程の1年目、音訳1年課程の1年目)。また、テキストデイジー編集奉仕員の養成にも取り組む。 (6)各種奉仕員との連絡・協力体制の構築 (7)情報誌の発行等による情報提供 (8)雑誌録音物の製作及び貸出 (9)他の点字図書館等との協働 ・サピエ図書館を積極的に利用し、広範囲な図書情報の収集及び情報提供を図る。 (10)相談業務 (11)宮城県視覚障害者福祉ガイドの作成 (12)プライベートサービス (13)対面音訳サービス (14)点字の指導 ・主に中途視覚障害者を対象に点字の書き方・読み方を指導する。 (15)視覚障害者向け情報機器の操作体験・講習 ・操作体験の実施時期適宜訪問型機器講習として県内各地で実施。 ・講習会の実施時期 毎月第1日曜及び毎週火曜。 (16)視覚障害者支援機器の体験・貸出 ・機器貸出の実施時期 要望に応じ。操作体験の実施時期 適宜。 (17)講師の派遣 ・自治体や各種団体が開催する視覚障害に関する研修会等の講師について職員又は奉仕員を派遣する。 (18)本施設の開放・奉仕員との交流 ・「ふれあい広場」、「なかみせ通り」、「ボランティア感謝並びに利用者との集い」の開催。 (19)会場提供業務 ・視覚障害者関係団体並びに福祉の向上を目的とした団体や地域の自治会の会合などにセンター内の会場を提供する。 (20)大規模災害への備えと、災害発生時の対応 ・東日本大震災における経験から、視覚障害者を地域で支える体制を構築するため、市町村や地域住民を対象に視覚障害に関する理解促進を図る。また、大規模災害発生時の視覚障害者支援拠点となるべく、当事者団体や視覚障害者を支援する団体と連携し、視覚障害者支援策を検討する。 出前講座:要望に応じ。 情報交流会年20回程度 3 自主事業計画 (1)タンデム自転車貸出事業 (2)すいてん会(視覚障害者交流サロン) 点字の学習や情報交換、用具・機器等の紹介、生活情報の提供等を行う。 実施日: 毎週水曜日午後・オープンすいてん会 原則毎月第4水曜日 |
点字印刷事業 |
「NTTハローインフォメーション」、「選挙関連業務」、点字名刺、各種会議等の資料等、企業・団体・個人からの依頼に応じて製作する。 |
自動販売機の管理・運営 |
視覚障害者情報センターに清涼飲料水の自動販売機を設置し、その管理運営にあたる。 |
支援者の拡大 |
会員及び賛助会員(一般)の新規入会を働きかける。 |
会議の開催 |
@理事会4回、第279回〜282回(5月・8月・12月・2月) A監査会 4月27日(月) B第81回評議員会 5月(書面評決) C執行部会議 随時 D地域団体等代表者会議 3月7日(日) E委員会 ・人事労務管理委員会 ・規程整備委員会 Fその他事務局会議(毎月)、必要に応じて理事懇談会等 |
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