事務局だより8月号 

 今月号の目次
   (各項目をクリックすると、その記事の始めに画面が移動します。)

 第73回全国視覚障害者福祉大会(宮城大会)に向けた表敬訪問について

 第14回宮城県視覚障害者福祉大会のお知らせ

 第72回全国盲人福祉大会と第56回全国盲人代表者会議に於ける大会スローガンと決議について

 第1回中途視覚障害者緊急生活支援相談会のお知らせ

 「あはき等法19条」違憲訴訟の傍聴報告

 第19回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技北海道・東北地区予選岩手大会報告

 女性部研修会の報告

 視覚障害者情報交流会開催のお知らせ

 ご協力ありがとうございます(敬称略)

 貸し出します

 あはき免許保有証の申請受付について

第73回全国視覚障害者福祉大会(宮城大会)に向けた表敬訪問について

 令和元年7月11日、日盲連は来年度の全国大会の開催に向け、開催地となる宮城県を訪れ、宮城県知事と仙台市長への表敬訪問を行った。
 当日は、主催団体となる宮城県視覚障害者福祉協会の柿沼正良理事長、同大会への協力を行う仙台市視覚障害者福祉協会の高橋秀信会長、そして、日盲連からは竹下義樹会長、及川清隆副会長、後藤英信常務理事が出席し、宮城県知事と仙台市長に対して同大会への協力のお願いをした。訪問に対応頂いた宮城県の村井嘉浩県知事、仙台市の郡和子市長からは、共に同大会の成功を目指して協力を行う旨の報告があり、関係者が一丸となって同大会の成功を目指してほしいとの激励の言葉も頂いた。
 なお、来年度の全国大会は、日盲連の団体名称の変更に伴い、大会名を「全国視覚障害者福祉大会」に変更をして、以下の内容で開催する予定となっている。

 第73回全国視覚障害者福祉大会(宮城大会)
 会期 令和2年6月14日(日)~16日(火)
 会場 仙台サンプラザ(宮城県仙台市宮城野区榴岡5-11-1)
 主催 社会福祉法人日本盲人会連合、公益財団法人宮城県視覚障害者福祉協会                                                           

第14回宮城県視覚障害者福祉大会のお知らせ

 昨年は創立70周年式典がありましたので開催しませんでしたが、2年ぶりに開催しますので多数ご参加下さい。
 また、大会では行政等への要望も盛りこんだ大会アピールを採択しています。要望などありましたら8月26日(月)まで事務局へお知らせ下さい。

日 時:令和元年9月29日(日)10時30分~14時 受付10時~
会 場:仙台市シルバーセンター7階 第1研修室 仙台市青葉区花京院1-3-2  TEL:022-215-3191
内 容:
1.開会行事 10時30分~11時15分
・ボランティア 感謝状贈呈(点訳・音訳・音訳編集部門)、その他

2.講演 11時15分~12時15分
演題:「映画音楽と映画の魅力」 
講師:山内 なか 氏 ( 宮城音訳奉仕員 )

―― 昼食休憩(12時15分~13時) ――

3.全国を知り地域を考える~今年の大会・会議等のレポート~ 13時~13時45分
(1) 第72回全国盲人福祉大会(札幌大会)
(2) 日盲連弱視問題対策部会
(3) 第65回全国盲女性研修大会(名古屋大会)
(4) 第65回全国盲青年研修大会(三重大会)
(5) あはき等法19条違憲訴訟

4.閉会行事 13時45分~14時
・大会アピールその他
・参加申し込み:団体会員は各団体長が取り纏めの上事務局へ、個人会員は直接事務局へ9月13日(金) まで次の事項と共にお申込み下さい。
①参加者氏名
②付き添いの有無
③資料の種類(点字・墨字)
④昼食希望の有無

・昼食は弁当・飲み物付きで500円です。予約を受け付けます。代金は、釣銭のないように準備のうえ、大会当日受付でお支払い下さい。
領収書が必要な方は、事前に事務局までご連絡下さい。なお、9月25日(水)以降のキャンセルは出来ませんのでご了承下さい。

第72回全国盲人福祉大会と第56回全国盲人代表者会議に於ける大会スローガンと決議について
 
                                                                                        理事長 柿沼 正良
去る5月に札幌で開催された標記の大会スローガンと決議を以下に掲載します。
① 大会スローガン
・繋ごう  医療・就学・就労・福祉
・急ごう  大震災への備え
・無くそう 外出保障の地域間格差
・守ろう  あん摩師等法19条
②決議事項
ー. 視覚障害者の就労を促進するために、障害者を対象とした国家公務員選考採用試験を恒久化するとともに、職場介助者やジョブコーチの配置及び通勤支援を含む就労時の合理的配慮の拡充を要望する。

ー. 視覚障害あはき師の業の安定のために、あん摩師等法19条を死守し、無資格医業類似行為者の取り締りを強化するとともに、療養費の受領委任制度を速やかに取り扱うことができるよう職場介助者制度に準じた支援の実現を要望する。

ー. 視覚障害者の安全な移動のために、音響式信号機や視覚障害者誘導用ブロックの敷設、弱視者に配慮した表示、駅ホームにおけるホームドア等の普及を要望する。あわせて同行援護を利用しやすくするための制度改善と地域間格差の是正を要望する。

ー. 国民の障害者に対する理解を深めるために、障害女性の二重差別を解消することを含む障害者差別解消法の改正と全国都道府県において差別解消条例を制定することを要望する。

ー. ユニバーサルデザイン商品を拡大するために、商品の開発製造段階から障害者の意見を求めることをシステム化するとともに、日常生活用具として必要な品目を拡大し、地域間格差をなくすことを要望する。

ー. 代筆・代読サービスの普及を図り、点訳・音訳奉仕者の養成を地域生活支援事業の必須事業に位置づけることを要望する。

ー. 視覚障害者の選挙権を保障するために、点字・音声・拡大文字による選挙公報の発行を義務化することを要望する。

ー. テレビ字幕の音声化や副音声による解説放送の拡大、難視聴地域の解消を要望する。

ー. 視覚障害のある児童生徒のインクルーシブ教育を保障するために、教科書だけでなくすべての教材をも含めた点訳・音訳・拡大文字等による支援を要望するとともに、伝統ある盲学校等での視覚障害教育の専門性を維持・発展させるよう要望する。

ー. 高齢や独居視覚障害者が安全に地域生活を継続できるようホームヘルパー制度を充実させるとともに、防犯対策を講ずるよう要望する。そして、自宅での生活が困難になった時はグループホームや盲養護老人ホームへ容易に入所できるよう要望する。

ー. 2020年東京パラリンピックに向けて、視覚障害者のスポーツの啓蒙と普及を図るとともに、文化芸術活動の推進を要望する。

以上決議する
令和元年5月28日  第72回全国盲人福祉大会 札幌大会                                                                                    
   
 第1回中途視覚障害者緊急生活支援相談会のお知らせ
 
・日 時 9月1日(日) 10時30分~15時
・会 場 気仙沼市市民福祉センター「やすらぎ」
・内 容 
①眼の見えにくい方とそのご家族の方の相談会です。眼科医に直接相談できます。また、歩行訓練等直接指導・アドバイスが受けられます。
②各種制度の説明や福祉機器を展示しますので、実際、触れて体験もできます。
・対象者 気仙沼市とその近隣地域にお住まいの方(障害者手帳の有無は問いません)。お誘いあわせの上、是非ご来場下さい。                                                                                   
「あはき等法19条」違憲訴訟の傍聴報告

 7月4日(木)15時から、あはき等法19条違憲訴訟口頭弁論が行われた。平成医療学園グループの、学校法人「福寿会」福島医療専門学校が、あん摩マッサージ指圧師 養成課程の新設を国に申請し、非認定処分とされた事の処分取り消しを求めて仙台地裁に提訴した。
 第13回口頭弁論が15時から、第101号法廷で開かれた。 朝から悪天候の強い雨にも関わらず、79の傍聴席は埋め尽くされた。東北各地や関東からも、関係団体の代表などが集まった。間近に迫った東京地裁の結審が、今後大阪や仙台にどのように影響するか、次回9月12日(木)に決まっている第14回公判が注目される。時間は15時から101号法廷で行われる。
 集会は、場所を地裁から徒歩10分ほどの、戦災復興記念館の会議室に移され、53名が参加した。毎回、大胡田 誠弁護士が、これまでの流れや論点を、かみ砕いた解説をしてくれるので、初めての参加者にもよく分かり易く勉強にもなると思う。
 9月の公判も、より多くのあん摩マッサージ指圧師、鍼師・灸師にも裁判傍聴に参加し、応援をお願いしたい。

第19回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技 北海道・東北地区予選岩手大会報告
 
                                                                               宮城県グランドソフトボール部 畠山 朗

 標記の大会が6月15日・16日の2日間、岩手県盛岡市を会場に開催されました。今大会には青森・岩手・仙台・福島・宮城の5チームの選手役員及びボランティア含め約150名(宮城県から選手15名、役員5名)が参加しました。
 6月15日は夕方に監督主将会議、開会式、久しぶりのレセプション(懇親会)が開かれました(宮城県20名参加、総勢100名参加)。6月16日の試合当日はあいにくの大雨のため、岩手県立盛岡視覚支援学校の体育館でゴーゴーと鳴り響く雨音の中、トーナメント戦方式で抽選による順位決定戦が行われました。宮城県チームは初戦(二回戦準決勝)で岩手県チームに勝利しましたが、決勝戦で福島県チームに敗退し準優勝の結果に終わりました。
 宮城県チームには二つの目標があります。
①地区大会で優勝し全国大会に出場する。
②部員相互の親睦を図る。
 今大会では荒天のため試合が出来ず残念でしたが、練習や大会で多少の親睦が図れたことは収穫だと思います。現在、宮城県チームは選手の高齢化が進み、五十肩、腰痛、膝痛等で故障者が続出し部員確保が急務となっています。強いチームつくりの為にも会員の皆さんの入部をお待ちしております。自薦、他薦どちらでも結構です。 今後は、次期大会の優勝を目指し、気持ちを切り替え選手一丸となり頑張ってまいります。今後も皆様の温かい応援を宜しくお願い致します。

                                                                        
 女性部研修会の報告
 
                                                                                      女性部長 佐藤純子
 去る7月7日(日)に標記の研修会がありました。以下はその報告です。
 7月7日、七夕の日に令和に入って初の女性部研修会を開催いたしました。会員、ヘルパーさんを含め30人を超える方々に参加して頂きました。当初の計画した内容とは少し講話のタイトルを変えて「知っておきたいガイドヘルパー法の基礎」について参加者全員で、現状報告や意見交換を行いました。
 その後、視覚障害をお持ちの相沢 昌さんから、南米楽器「ケーナ」の素晴らしい演奏を聞かせて頂きました。「コンドルは飛んでいく」をはじめ私たちの知っている曲を沢山披露してもらいました。今回の研修会は貴重な体験と癒しの時間を共有出来たことが大変良かったと思います。

視覚障害者情報交流会開催のお知らせ
 
 視覚障害者情報センター主催による交流会を開催します。申込は不要ですのでお気軽にご参加下さい。

・対象者:視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問いません)、ご家族、その他(視覚障害支援に関心のある方等)
・栗原市 8月23日(金) 13時30分~16時 築館総合支所 1階 会議室
・名取市 8月27日(火) 13時~16時 増田公民館 
・角田市 8月29日(木) 13時~16時 角田市総合保健福祉センター(愛称:ウエルパークかくだ)
・柴田町 8月31日(土) 13時~16時 船岡駅コミュニティプラザ

ご協力ありがとうございます(敬称略)
 
 (令和元年6月21日~令和元年7月20日受付分)
◆小学校(2校)
(仙台市)八乙女・東宮城野
◆個人(3名)
(仙台市) 2名 (東松島市) 1名

貸し出します

(1)点字・大活字広報誌「ふれあいらしんばん」第67号 内閣府政府広報室
内容 
①新しい時代への希望とともに。新元号「令和」になりました。
②災害時、防災警報の警戒レベルに合わせて、適切な避難行動をとりましょう
③正しい知識を身に付け、インターネットを悪用した人権侵害をなくそう
④学びたい気持ちを応援するため、高等教育の就学支援新制度ができました。
⑤薬物乱用は1回でも「ダメ。ゼッタイ。」
⑥「文化ふっとつ新潟!」国内最大の文化祭開催。

(2)音声CD「明日への声」第67号 内閣府政府広報室
内容 「ふれあいらしんばん」と同様の他 
①小倉百人一首を楽しむ。
②食中毒を防ぐ3つの原則をご存じですか。
③正しい予防方法を知り、熱中症を防ごう。
④今、注目したい障がい者スポーツの世界。
 
あはき免許保有証の申請受付について
 
 日盲連では今年度も、あはき免許保有証の交付申請を受け付けます。この保有証は厚生労働大臣免許である、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師免許を保有していることを示す携帯用カードです。保有証をお持ちでない方で申請を希望される方は8月19日(月)まで事務局へお問い合わせください。

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