(各項目をクリックすると、その記事の始めに画面が移動します。) 障害のある人もない人も共生する社会づくり条例(仮称)の制定に向けて 女性部研修会のお知らせ あはき等法19条違憲訴訟の傍聴報告 視覚障害者情報交流会開催のお知らせ ご協力ありがとうございます(敬省略) 点字電話帳が寄贈されました 本の紹介 |
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障害のある人もない人も共生する社会づくり条例(仮称)の制定に向けて |
社会福祉法人 宮城県障がい者福祉協会 会長 森 正義 *各地区で開催されたタウンミーティングで出された意見等について掲載します。(5月号から続く) 4)目的について 骨子案 ①障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現 意見等 ① 共生社会の実現と差別解消とどちらがメインなのか。 ② 法には差別の定義がないが条例には定義を入れるのか。 ③ 差別を受けた場合の解決の仕組みや相談体制はどうなっているのか。 ④ 宮城県ならではの独自の視点は、他にあるのか。 5)5つの基本理念について 骨子案 ①個人の尊重 ②活動機会の確保(社会参加の機会の確保) ③意思疎通や情報取得手段の確保 ④性別や年齢の複合的困難に応じた適切な配慮 ⑤障害の社会モデルの理解 意見等 ① 知事が差別根絶という言葉を使っているように、差別の禁止を共生社会づくりに「摺りかえる」表現は如何か。 6)財政上の措置について 骨子案 ① 財政措置は努力義務 意見等 ①明石市のような差別解消に必要となる助成制度は可能か |
女性部研修会のお知らせ |
下記の通り開催します。女性のみならず男性の参加も歓迎です。多数の皆さんのご参加をお待ちしています。 日 時 7月7日(日)10時~12時30分 場 所 視覚障害者情報センター 研修室 内 容 1.講話 演 題 「視覚障害とコミュニケーション」 2.ケーナ演奏 奏者 相沢 昌氏 (ケーナは、南米ペルー、ボリビアなどが発祥の縦笛) 参加費 無料 申 込 6月21日(金)まで事務局へお願いします。 |
あはき等法19条違憲訴訟の傍聴報告 |
理事長 柿沼 正良 平成医療学園専門学校グループが、国に対し「あはき法19条」による、あん摩マッサージ指圧師養成施設設置の非認定処分を取り消す事を認める訴訟に関する、第12回口頭弁論が5月16日15時から仙台地裁で行われた。 79席の傍聴席に対し91名が集まり、裁判の行方を見守った。 今後は、あはき業関連の資料を全て出し尽くした上で、改めて実態調査を行うよう促された。 明白性の基準により、裁判はいよいよ最終段階が近づいていると感じた。 戦災復興記念館に移動しての集会には、63名が参加した。次回第13回目の公判は、7月4日(木)15時から、同じく仙台地裁で開かれる。第14回公判は、9月12日(木)15時からと決定した。 |
視覚障害者情報交流会開催のお知らせ |
視覚障害者情報センター主催による交流会を開催します。 申込は不要ですのでお気軽にご参加ください。 対象者:視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問いません)ご家族、その他(視覚障害支援に関心のある方等) ・石巻市 6月 9日(日) 13時~16時 石巻市保健相談センター 3階 講義室 ・大河原町 6月30日(日) 11時~15時 大河原町駅前コミュニティセンター(オーガ) 研修室 |
ご協力ありがとうございます (敬称略) |
― 寄付金 ― 匿名 10,000円 匿名 30,000円 ― 「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告 ― (平成31年4月21日~令和元年5月20日受付分) ◆小学校(3校) (多賀城市)山王(大崎市)大貫(東松島市)宮野森 ◆中学校(1校) (仙台市)広瀬 ◆支援学校(1校) 拓桃支援学校 ◆法人(1団体) ナカサトテック(石巻市) ◆個人(5名) (仙台市)3名 (塩釜市)1名 (東松島市)1名 |
点字電話帳が寄贈されました |
この度、NTT東日本から「点字電話帳宮城県版」が寄贈されました。5月下旬に個別に発送しました。 点字版・拡大文字版どち らも残部が若干あります。希望者には先着順にお送りしますので 事務局へお申し込みください。 |
本の紹介 |
理事 及川 篤生 書名 コードブルー フジテレビドラマのノベライズです。 第3シーズンまでと、特別編、劇場編が作られています。サピエのテキストデイジー版が、コードブルーで検索すると利用できます。 僕たち視覚障害者にとって、最も身近な地域格差は移動支援などのサービス体制ですが、これと同様に、緊急時の医療体制も都市部と周辺部で大きな格差があります。 既存の救急医療は、如何に救急車が病院まで患者を早く搬送するかということでしたが、現在は、攻めの医療に変わりつつあり、患者のいる現場まで、如何に早く医師を連れて行くかということです。そのために、全国各地でドクターヘリや、ドクターカーが導入されつつあります。 さて、本の内容です。ドクターヘリに乗るにはフライトドクターという資格が必要なのですが、それを目指す男女4人の若手医師の成長が物語の中心です。それぞれいろんな壁にぶち当たりながら成長していくという、この手の話ではよくある話ですが、それが丁寧に書かれているので面白い。 ほかにもドクターヘリのドキュメントなんかも読んだんですが、医療の現場をかなり忠実に再現していると思います。 僕は1度だけ急性腎不全になって、労災病院から大学病院に救急車(サイレンは鳴らさずに)で搬送されたことがあります。皆さんも救急車とかドクターヘリには乗らないで過ごしたいですよね。そうは言いつつも、社会インフラとして必要なのは間違いない。 宮城県は明らかに立ち遅れているようなので、早く導入して頂きたいと思います。 |
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