事務局だより2月号 

 今月号の目次
   (各項目をクリックすると、その記事の始めに画面が移動します。)

 平成30年度 会員研修・交流会の開催について
 
 視覚障害者情報交流会お知らせ

 役員(理事・監事)の紹介

 ご協力ありがとうございます

 
 平成30年度版 日本年金機構 障害年金ガイドについて

 平成30年度 災害募金の締め切り迫る

 第72回全国盲人福祉大会(札幌大会)について
 
 本の紹介

平成30年度 会員研修・交流会の開催について
  
 今年度は、宮城県が今策定中のいわゆる差別条例について講演していただきます。また、例年午後に行っていた女性部長会議は午前の日程の中に組み込みましたのでご承知おき下さい。

・日時 3月3日(日)10時~12時30分
・会場 宮城県視覚障害者情報センター 3階 研修室
・内容 
1.講演
①演題 「宮城県障害のある人もない人も共生する社会づくり条例(仮称)」の制定に向けて
②講師 (社福)宮城県身体障害者福祉協会会長  森 正義 氏
 
2.平成31(2019)年度事業と行事予定について(地域団体総会を含む)

3.視覚障害者家庭・社会生活訓練事業について
① 平成30年度の実施報告(事務局)
②平成31(2019)年度の実施計画(各団体より)

4.女性部活動について
平成30年度の活動報告と平成31(2019)年度の活動計画

5.第73回全国盲人福祉大会宮城大会への協力について

6.その他要望等について
・申込 下記の①②を明記の上、団体会員は団体長へ、個人会員は事務局へ電話・FAX・メールのいずれかで2月22日(金)迄にお申込下さい。
① 参加者氏名(付添の有無)②資料の種類(墨字・点字)

・問合せ 事務局まで

視覚障害者情報交流会のお知らせ

 以下の通り開催します。当日は講話のほか、見えない・見えにくい方向けの情報機器、便利グッズの紹介及び操作体験、当事者同士での懇談会を予定しています。申し込みは不要ですのでお気軽にご参加下さい。

・対象者:視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問わない)、ご家族、その他視覚障害支援に関心のある方

・名取市 2月8日(金) 13時~16時  名取市役所5階 第1会議室 

・問合せは、宮城県視覚障害者情報センター
 (電話 022-234-4047)(中野渡・小澤)

役員(理事・監事)の紹介
                                                
・副理事長 宇和野 康弘
 
 出身は大崎市岩出山です。生まれつき弱視でしたので、小学校から宮城県立視覚支援学校で学び、あんま・はり・きゅうの資格を取って、卒業後は母校の教員を3年前まで勤めました。
 皆様の会へのご協力、これからもよろしくお願いいたします。

・常務理事 成澤 きみ子
 (公財)宮城県視覚障害者福祉協会の常務理事をさせて頂いている成澤きみ子です。
 塩釜市在住の健常者で、少しでも皆様方のお役立ちが出来ればとの思いからお引き受けしました。平成28年に障害者差別解消法が施行され、自立と共生社会の実現に向け共に頑張って行きたいと思います。
 また、2020年の東京オリンピックの年に全国盲人福祉大会が宮城県仙台市にて開催されます。協会においては準備委員会を立ち上げ、全国の皆様を快くお招き出来ます様、事務局はもちろん皆様方のご協力をお願いし今後ともよろしくお願いいたします。

ご協力ありがとうございます (敬称略)

 - 「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告 -
 (平成30年12月21日~平成31年1月20日受付分)

◆小学校
 (仙台市)鶴ケ谷東小学校     (仙台市)東四郎丸小学校
 (仙台市)将監中央小学校     (大崎市)川渡小学校
 (登米市)浅水小学校        (登米市)錦織小学校
 (富谷市)富ケ丘小学校      (蔵王町)円田小学校
 (色麻町)色麻小学校        (柴田町)槻木小学校
 (松島町)松島第五小学校

◆中学校
 (仙台市)仙台青陵中等教育学校 (石巻市)万石浦中学校
 (名取市)増田中学校        (川崎町)富岡中学校
 (加美町)宮崎中学校

◆高校 
 (仙台市)仙台工業高等学校    (仙台市)宮城広瀬高等学校
 (仙台市)仙台青陵中等教育学校 (栗原市)迫桜高等学校
 (登米市)佐沼高等学校

◆一般
 (松島町)有限会社 メカテック   (仙台市)匿名
 
 今年も例年通り、県内の小・中・高等学校・特別支援学校に対し、事業への協力を呼びかける文書を発送しました。
 皆さんの周りに書き損じはがき・未使用ハガキは眠っていませんか?
 ハガキは、1年を通して受付けています。周りの方に是非声掛けをお願いします。皆さんの協力をお待ちしています。

平成30年度版 日本年金機構 障害年金ガイドについて
 
 日本年金機構が毎年発行している「障害年金ガイド」について、今年よりテキスト版と拡大文字版が加わることになりました。
 テキスト版か拡大文字版か選択して頂き、当協会宛て電話・又はメール・FAX等でお知らせ下さい。折り返し送付させて頂きます。尚、もっと詳しい情報が必要な場合は、日本年金機構のホームページに公開していますので、直接アクセスして下さい。
 
・障害者の場合  http://www.nenkin.go.jp/disability/index.html
  
平成30年度 災害募金の締め切り迫る
 
 本年度、各地で大地震・台風、豪雨による自然災害が頻発し、各地で本連合会員が被害に遭われている情報が多数寄せられ、広く募金を募っておりましたが締切りが近づいています。

・募金活動名 「日盲連平成30年度災害募金」

・対象とする災害(平成30年9月末時点)
①平成30年6月大阪府北部地震  ②7月豪雨  ③8月台風21号  ④9月北海道胆振東部地震
 合計4つの災害が対象です。

・募金期間 平成31年2月末日迄

・入金方法 募金については、協会事務局で取り纏めますので募金希望の方はご連絡下さい。折り返し振込用紙を郵送させて頂きます。

第72回全国盲人福祉大会(札幌大会)について  
 
・会期 2019年5月26日(日)~5月28日(火)
・会場及び宿泊先
・第1日目と第2日目(会議・宿泊・交流会)
   ニューオータニイン札幌
   〒060-0002 札幌市中央区北2条西1-1
   電話 011-222-1111
・第3日目(大会式典会場)
   札幌市民交流プラザ札幌文化芸術劇場 ヒタル
   〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目
   電話 011-271-1000
・参加費 1,000円(付添も同額)
・交流会費 9,000円*第2日目の昼食(弁当1,100円)
・交通費 旅行パックの概算ですが、ニューオータ二IN札幌、宿泊2泊3日の往復料金50,000円になります。
   *参加費と交流会費用は含まれておりません。

・参加希望者は平成31年2月22日迄、事務局宛てお申込下さい。尚、詳しい資料が必要な方には郵送又はメールでお送りしますのでお申し出下さい。

本の紹介
 
                                                      理事 及川 篤生
書名:小説JIN
原作:村上 もとか
 
 会員の皆さんこんにちは、理事の及川篤生です。
 今年のインフルエンザの流行はどうなんでしょうか?僕は、必ず予防接種を受けるのですが、年末から年初めにかけて2週間ほど、普通の風邪で体調を崩しました。
 小説やフィクションの分野にもいろいろありますが、医療関係というのも定番の分野の一つですよね。山崎豊子の白い巨塔とか、現役の医師が書いている、チームバチスタシリーズなんかは、かなりの数が出ています。もう、新しい話のパターンは出尽くした感があると思うんですが、今回紹介する小説JINは、設定からしてちょっと既存の作品にはない話となっています。
 医療系のフィクションの場合、多くは、主人公は天才的なスーパードクターです。要するに、主役は、手塚治虫のブラックジャック的な感じです。実際の医療の現場では、何でもできる医者って存在してなくて、どうしても、あり得ないっていう感じが否定できないと思います。
 今回取り上げるJINの主役は、南方 仁という脳外科医です。脳外科なんかをやっているから当然優秀な人ですけど、医者としては、キャリアもスキルも常識の範囲に収まる人です。今回の作品の大きな特徴は、タイムスリップです。主人公が、現代から、約150年位前の幕末に、タイムスリップしてしまいます。その時に偶然持ち合わせていた基本的な医療キットで、けが人を救ったりするところから話が始まります。医療技術が今と全然違うので、普通だったら命を落としてしまうような怪我も、治してしまう。金属を扱う職人たちと協力して、新たな道具なんかも作ります。
 今も昔も、一般人が命を落とす原因として挙げられるのが、感染症でした。幕末の時期も、コレラが大流行しています。話の中で多くの部分がコレラや梅毒といった感染症への対策が描かれています。
 感染の拡大を防ぐために患者を隔離したり、治療薬としてのペニシリン等も開発します。現実の世界では、ペニシリンの発見は20世紀になってからなんですが、JINが、学生時代に知識を用いて、アオカビから、しょうゆを作る技法などを組み合わせて、ペニシリンを量産して、大きな効果を上げます。現在、抗生物質は日常的に処方されていますが、19世紀には、今だったら、どうということもないような傷の化膿や、感染症が命取りでした。
 実際、僕も風邪ひきの状態なので、抗生物質を飲んでいますし、10年ほど前に左ひざを大怪我して入院した時も、2か月間毎日抗生物質を点滴していました。
 タイムスリップというあり得ない設定で、舞台を幕末にしてしまっていますが、それ以外、当時の一般的な生活や、医学の知識なんかが詳細に描かれているので、嘘っぽさは感じません。時代設定が、せっかく幕末になっているので、坂本竜馬とか勝海舟とかの幕末の有名人も出てきて、歴史を変えない程度に関わってきます。   
 原作は漫画で、ドラマ化もしていて、それの小説版が今回紹介した本です。サピエに上下で2冊登録されています。  ちょっと変わった設定の内容ですが、幕末の日常の様子をよく書いてあるので、興味のある方は、聞いてみてはどうでしょうか?
 今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
                                                                                                                                             
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