事務局だより11月号 

 今月号の目次
   (各項目をクリックすると、その記事の始めに画面が移動します。)

 全国盲人福祉大会の宮城県での開催が決まる
 
 創立70周年・法人認可50年記念式典並びに祝賀会のご報告

 「あはき等法19条」違憲訴訟の傍聴報告並びに統一決起集会のお知らせ

 視覚障害者情報センターからのお知らせ

 日盲連結成70周年記念第64回全国盲青年研修大会(奈良大会)についての報告

 全国盲女性島根大会レポート発表の録音CDを貸し出します

 平成30年度 災害募金に関するお願い 

 評議員・役員(理事・監事)の紹介

 ご協力ありがとうございます
 
 「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告

 差し上げます

全国盲人福祉大会の宮城県での開催が決まる 
  
  日盲連が都道府県・政令指定都市の加盟団体と共催で毎年開催している標記の大会を、2020年に宮城県で開催することになりました。日盲連から本会に対して開催の要請があり、2月と8月の理事会で検討を重ねた結果、要請を受け入れることにしました。
 2020年6月14日(日)から16日(火)の3日間、仙台市宮城野区にある仙台サンプラザを会場に予定しています。
 宮城県での開催は昭和47(1972)年以来となります。会員はじめ関係するみなさまのご協力をいただき、実りある大会にすべく準備を進めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

創立70周年・法人認可50年記念式典並びに祝賀会のご報告

                                                     副理事長 宇和野 康弘
 
 去る9月30日(日)、ホテルJALシティ仙台において標記の式典と祝賀会が催されました。式典には104名、続く祝賀会には62名の方々にご参加いただきました。
 式典の挨拶で柿沼理事長は、この10年の活動を振り返ると共に、存在意義を感じてもらえる組織運営にこれからも取り組む決意を述べました。
 引き続いて70周年を記念して表彰状と感謝状が後述する方々に贈られました。その後、来賓の宮城県知事代理・佐野副知事と宮城県身体障害者福祉協会・森会長より祝辞を頂きました。
 式典に続き日本盲人会連合竹下会長の「視覚障害者福祉のこれから」と題した講演があり、(仮称)「読書バリアフ
リー法」など当面の課題に対する取り組みや見通しを力強く話されました。
 12時からは祝賀会が和やかな雰囲気の中で行われました。顧問の伊藤衆議院議員から挨拶を頂いた後、岩手県視覚障害者福祉協会及川理事長の発声で乾杯し、懇談に、カラオケにと会が賑やかに進行しました。
 来賓をはじめとする協会の支援者と会員が一堂に会して宴席を囲み交流する機会はあまり多くはないので意義深い祝宴となりました。

*今回受賞された方々は以下のとおりです。(敬称略)

組織功労賞(3名)
大 内 孝 子  (富谷市)   南  伸 子 (石巻市)  角 田  茂  (多賀城市)

地域功労賞(9名)
小野寺 三 男 (気仙沼市)   池 田  正  (大崎市)   岩 渕 雅 郎 (大崎市)   小野寺  忍 (大崎市)
小山田 恵美子 (石巻市)    佐 藤 智恵子 (石巻市)  佐 藤 広 一 (多賀城市)  及 川 孝 志 (多賀城市)
高 橋 正 彦 (七ヶ浜町)

自立更生賞(5名)
小 松  環  (気仙沼市)  坂 口 英 樹 (気仙沼市)  越 中 美智枝 (石巻市)  村 上 小夜子 (東松島市)
畠 山 龍 彦 (一関市) 

感謝状
個人(5名)
黒 木  祐 子(ガイドヘルパー)   
木 村  る り(点訳奉仕員)  及 川  久 (音訳奉仕員)  庄 野  康 子(音訳奉仕員)
伊 藤  甲 一 (前情報センター所長)
団体(2団体)
あいの会(広報の音訳・気仙沼市)
みなと虹の会(広報の音訳・塩竃市)

「あはき等法19条」違憲訴訟の傍聴報告並びに統一決起集会のお知らせ

                                                      理事長  柿沼 正良

 平成医療学園グループの、学校法人福寿会 福島医療専門学校がマッサージ師養成課程の新設を国に申請し非認定処分となった事で、その取り消しを求めて仙台地裁に提起した裁判が、去る9月27日(木)に行われました。
 裁判では、原告から証人を呼び晴眼業者や視覚障害業者の実情、実態を聞く必要性が話された。第10回口頭弁論は、11月22日(木)15時から、仙台地裁101号法廷で開かれる。
 尚、11月11日(日)13時より、全国統一決起集会が開かれますので、多くの会員や関係者にご参加いただくよう、是非お願い致します。
 
 日 時 11月11日(日)13時~
 参加費 資料代として、一人 500円 
 場 所  アパホテル(TKP仙台駅北)
 住 所  仙台市宮城野区名掛丁201ー1(仙台駅西口より徒歩5分)
 電 話  022-742-3630
 尚、このホテルは11月オープン予定になっております。

視覚障害者情報センターからのお知らせ
                                                            
①視覚障害者情報交流会を以下の通り開催します。
 当日は講話のほか、見えない・見えにくい方向けの情報機器、便利グッズの紹介および操作体験、当事者同士での懇談会を予定しています。申し込みは不要ですのでお気軽にご参加下さい。

・対象者:視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問わない)、ご家族、その他視覚障害支援に関心のある方
・気仙沼市  11月10日(土) 気仙沼市市民福祉センターやすらぎ  10時~12時30分
・栗原市    11月13日(火) 栗原市市民活動支援センター      13時30分~16時
・東松島市  11月20日(火) 東松島市役所南庁舎          10時~12時
・大崎市    12月 1日(土) 大崎市図書館 2階研修室2・3    13時~16時
・岩沼市    12月 7日(金) 総合福祉センターあいプラザ2階    13時~16時
・問合せは、宮城県視覚障害者情報センター
(電話 022-234-4047)(中野渡・小澤)

②ドコモハーティ講座のお知らせ
 情報センター機器講習会として、ドコモのスタッフに来ていただき、iPhone-7を使っての「ドコモハーティ講座」を開催します。iPhoneの購入を考えている、また、持っているが使い方がはっきりしないなどでお悩みの方などの参加をお待ちしております。視覚障害者に特化した講座ですので、安心して参加頂けます。

・日時:12月2日(日)10時~16時
・場所:宮城県視覚障害者情報センター
・内容:
第1部:10時~12時30分 基本編
第2部:13時30分~16時 便利な使い方編
・定員:各14名(第1部・2部の両方に参加も可)
 
 第1部・第2部ともに画面操作のためのジェスチャー練習が盛り込まれていますので、初心者の方も安心してご参加ください。 個人所有iPhoneでの講習は行いませんのでご安心ください。また、参加者は時間厳守でお願いします。

・申込締切り:11月26日(月)
・申込・問い合わせ
宮城県視覚障害者情報センター
TEL:022-234-4047
FAX:022-219-1642
Eメール:miyagi-sikaku@nifty.com

 
日盲連結成70周年記念第64回全国盲青年研修大会(奈良大会)についての報告


                                                             小松理事

 今年の第64回大会は日盲連結成70周年記念大会として9月16、17日の2日間に亘って奈良県橿原市の奈良県社会総合福祉センター、ダイワロイヤルホテル ザ カシハラ等を会場に開催されました。宮城県から2名が参加しました。
 大会1日目は午前中大会役員による実行委員会、常任委員会があり、午後から代表者会議が行われました。例年行われている議題については全て承認されました。
 今年は、昨年度実施した盲学校や普通校の弱視学級児童生徒を対象としたアンケートの集計結果報告が行なわれ、これから専門家の意見を聞きながら分析を行う旨の説明がありました。アンケートの内容は学習の場面や日常生活に於いて、学校に在籍している視覚障害者がどんなことで困っているかについて調査するものになっています。
 引き続き3つの会場に分かれての分科会が行われ、私はバリアフリーをテーマとした第2分科会に参加しました。TVの緊急放送をはじめとする字幕放送の音声化の要望、ネットショッピング等のセキュリティ強化により、視覚障害者がログインする事が困難なサイトが増えており、その改善策を求める内容に強い関心が集まっていました。その後は、ホテルに移動して情報交換会があり、1日目の日程が終了しました。
 2日目は2つの会場に分かれての研修会があり、私は「雅楽に親しむ」と題した第1研修会に参加しました。天理大学の雅楽部の学生による、琵琶、筝、太鼓、さまざまな笛といった楽器の演奏を聞き、更に楽器に触れたり実際に演奏させて頂くと言った体験もできました。
 最後は式典が行われ、午前中ですべての日程を終了しました。
 尚、来年の第65回大会は9月22日(日)、23日(月)の日程で三重県津市で開催されることが決まっております。
以上で大会報告とします。                                                        

 全国盲女性島根大会レポート発表の録音CDを貸し出します
 
 先月号でご報告した「第64回全国盲女性研修大会」のレポート発表内容を収録したCDが事務局にありますので、聴いてみたい方はご連絡下さい。

平成30年度 災害募金に関するお願い
 
 本年度、各地で大地震、台風、豪雨による自然災害が頻発し、各地で本連合会員が被害に遭われている情報が多数寄せられています。本連合では、各地からの被害報告を基に被災した本加盟団体会員に対して支援を行う目的とする募金をお願いしたく、ご案内申し上げます。

1.募金活動名 「日盲連平成30年度災害募金」
2.対象とする災害(平成30年9月末時点)
 平成30年6月 大阪府北部地震
        7月 平成30年7月豪雨
       8月 平成30年台風第21号
       9月 平成30年北海道胆振東部地震
 合計4つの災害について
3.募金期間 平成31年2月末日迄
4.入金方法 募金については、協会事務局で取り纏めますので募金希望の方はご連絡下さい。折り返し振込用紙を郵送させて頂きます。

評議員・役員(理事・監事)の紹介

・評議員  小山 賢一
 評議員一年生の小山 賢一です。石巻市在住です。中途の視覚障害で難聴です。約5年前に情報センターでの点字訓練がきっかけで県視障協や会員の皆さんと出会い、繋がりました。
 地域と共に、仲間と共に会員の皆様の声とニーズを大切に、更に「繋がり」と「笑顔」が広がりますように活動していきたいと思います。皆さんとの交流も楽しみにしています。(スマイル)  

・評議員  角田 茂
 自分の尻をひっぱたいて突っ張ってきた日々、開業から36年。60歳を過ぎ考えた事、それは自分を労わる事です。 可愛い5人の孫を持ち少しでも長生きしなきゃ。黙っても老化は免れない。しかし、早まる老化は避けたいものです。リフレッシュ、自分の体への治療とスポーツジムへ通っての体力づくりをしている今の生活です。
 
ご協力ありがとうございます(敬称略)

 ―寄付金― 
個人会員(富谷市) 500,000円
匿名(仙台市)     30,000円 誠に有難うございます。

 
「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告

(平成30年9月21日~平成30年10月20日受付分)
◆中学校(1校) 
聖ドミニコ学院中学校
◆高等学校(1校) 
聖ドミニコ学院高等学校
◆一般(敬称略)
  (仙台市)1名 (石巻市)1名
 
差し上げます
  
  以下の冊子を希望する方へ先着順に差し上げます。

1)点字・大活字広報誌「ふれあいらしんばん」Vol.63 内閣府政府広報室
・「人権擁護委員制度」が創設70周年を迎えました
・一人で悩まず「女性の人権ホットライン」に相談を
・保健機能食品を上手に取り入れて、健康増進に努めましょう
・動物の命を尊重し、人と動物が共生できる社会に
・迎賓館に出かけて、豪華で品格のあるおもてなし空間を体感してみませんか。

2)音声広報CD「明日への声」Vol.63 内閣府政府広報室
上記「ふれあいらしんばん」と同じ内容に以下の記事を追加掲載
・小倉百人一首を楽しむ
・自殺について考えよう
・地域や暮らしをよりよくするために。「行政相談」をご活用ください
・地域の公共交通機関を利用しよう
・名曲で“世界”を聴く ~中南米~

3)銀行の緊急連絡先一覧 全国銀行協会編
キャッシュカードや通帳を盗難・紛失した時の緊急連絡先が掲載してあります。視覚障害者の方等がご利用いただけるよう音声コードUni-Voiceを採用しており、スマートフォンの専用アプリ(Uni-Voice Blind)で読み取ることで音声で
内容を確認できます。

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