事務局だより8月号 

 今月号の目次
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 平成30年度 青年部・女性部合同研修会の報告
 
 第1回視覚障害者緊急生活支援相談会のお知らせ

 視覚障害者情報交流会開催のお知らせ

 平成30年度厚生労働大臣免許保有証の交付申請について

 第64回全国盲青年研修大会(奈良県大会)のお知らせ

 評議員・役員(理事・監事)の紹介

 ご協力ありがとうございます(敬称略)


 平成30年度 青年部・女性部合同研修会の報告   
 
 去る6月30日(土)、7月1日(日)の2日間に亘り開催した標記の研修会に26名の参加がありました。以下はそのご報告です。

*佐藤女性部長

 宗教法人 みんなの寺住職 天野雅亮氏の生い立ち、人生経験と仏に対する考え方やおもいやりを、大変解りやすくこころ温まる講話を聴かせて頂きました。中村哲さんの音楽に関する雑学教室も色々な楽器の音にふれることもでき、貴重な時間を過させて頂きました。 

*小松青年部長

 女性部と青年部合同の研修会を開催しました。
 1日目は13時30分より開会行事が行われ、続いて講話による研修を実施しました。
 講師に、みんなの寺(仙台市泉区)・天野雅亮住職をお迎えして、約1時間半にわたりお話をいただきました。アルビノ体質である天野さんの仏門に入るまでの歩みやインドでの修行などの人生経験を中心に、貴重なお話を伺うことができました。夕食交流会では、手作りのカレーをいただき1日目を無事終了しました
 2日目は9時30分からの約2時間、県の視覚障害者情報センター職員の中村哲さんによる、 「音楽に関する雑学教室」 と題して、中村さんのトランペット演奏に親しんだり、ゲスト、馬場元子さんとのフルート共演を聞いたり、中村さんのキーボード演奏に合わせて参加者の皆さんで歌ったりと、バラエティーにとんだ内容で楽しいひと時を過ごしました。 研修会には合わせて26人が参加し、リラックスした雰囲気の中、楽しい時間を過ごすことができました。
 ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

*みんなの寺住職 天野 雅亮氏の講話から (事務局 庄司)

 お経をあげる意味・・・皆さん、お通夜、葬儀、法事等で住職が来てお経をあげます。
 声の調子を上げ下げしたり、声を強めたり弱めたり、また、息漏れした声や、遠くの人に呼びかける時の強い声などの独特の美声で読みます。それを遺族は神妙に聞いていますが、日本語ではないので、誰も読まれるお経の意味はわかっているわけではありません。
 よくお葬式でお経を読まれるのは誰のためにあげるのですかと聞くと、すぐ出てくる答えは「亡くなった方の冥福を祈るため」とか、「亡くなった方が迷わず成仏出来るための供養」とか、「亡くなった方へのお供え」とかえってきます。
 また、 法事では、仏さまへの「お供え」とか、「先祖供養」と言う方が多いと思います。
 お経に何が書かれているかというと、お釈迦さまの仏のさとりの内容で、それは、いつでもどこでも変わらない不変の真理で、そして私達すべての人を永遠に変わらない幸せに導く力があります。これを「仏法」と言われます。この仏法を教えられたのが仏教であり、それを書き記されたのがお経なのです。
 お釈迦さまは、亡くなった人のために教えを説かれたのではなく、生きているときに本当の幸せになれる道を教えられています。お経をあげるということは、自らお釈迦さまの尊い教えを聞かせて頂くご縁ですから、私たちが本当の幸せになる尊い仏縁なのです。自分のためと心得て聞かせて頂きましょう。

 第1回視覚障害者緊急生活支援相談会のお知らせ 

日時:平成30年9月2日(日) 10:00~15:00
会場:多賀城市市民活動サポートセンター 1階101会議室 多賀城市中央二丁目25-3 
内容:
1.目の見えにくい方とそのご家族の方の相談会です。
  各種制度の利用、眼科医療、地域社会参加、歩行訓練に関して等の相談に応じます。
2.福祉機器の主な商品を展示します。また、実際触れて体験も出来ます。
対象者:多賀城市とその近隣地域にお住いの方(障害者手帳の有無は問いません)。
 お誘いあわせの上是非ご来場ください。
問い合わせ:宮城県視覚障害者福祉協会事務局 電話022-257-2022   FAX022-293-9135

 視覚障害者情報交流会開催のお知らせ

 視覚障害者情報センター主催による交流会を開催します。
 当日は、図書館利用案内や健康、福祉制度をテーマとした講話のほか、見えない・見えにくい方向けの情報機器、便利グッズの紹介および操作体験、当事者同士での懇談会を予定しています。
 申し込みは不要ですのでお気軽にご参加ください。

対象:視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問わない)、ご家族、その他(視覚障害支援に関心のある方)

以下は開催日と会場で時間はいずれも13時~16時です
・柴田町 8月18日(土) 船岡駅コミュニティプラザ(JR船岡駅2階)
・栗原市 8月28日(火) 築館総合支所会議室
・名取市 8月31日(金) 名取市役所6階会議室
問合せは、宮城県視覚障害者情報センター(電話 022-234-4047)(中野渡・小澤)

 
 平成30年度厚生労働大臣免許保有証の交付申請について 
 
 標記保有証は、あん摩・マッサージ指圧師、はり師、きゅう師免許を保有していることを示す携帯用カードで有効期限は5年です。日盲連では今年度も保有証の交付申請を受け付けることになりました。県視障協会員で申請を希望される方は、必要書類などについて事務局までお問い合わせください。
 申請書の受付期間は平成30年8月31日(金)まで。申請手数料は会員の場合2,000円です。

 第64回全国盲青年研修大会(奈良県大会)のお知らせ 


 日本盲人会連合青年協議会を構成する全国の視覚障害青年が一堂に会し、当面する諸問題ついて研究・協議を行い、自立と社会参加促進・生活と福祉の向上を目指すことを目的に開催する。

日時:平成30年9月16日(日)~17日(月・祝)  1日目 9:00~17:00、2日目 9:00~12:00
場所:奈良県社会福祉総合センター 奈良県橿原市大久保町320-11
問い合わせ:大下 雅武(奈良県視覚障害者福祉協会 青年部長)
電話 0743-73-1108 
携帯 090-3164-5994
E-mail masa@oost.jp

 評議員・役員(理事・監事)の紹介 
 
・評議員 佐藤 恵美子(宮城音訳奉仕会)

 宮城音訳奉仕会の会長を経験した流れで評議員に就任しました。音訳歴は33年で、聴きやすくて内容が正しく伝わる読みを心掛けています。会員の皆様に届く「宮城県視覚障害者福祉ガイド」を最近は毎年録音しています。皆様と声でつながっている事を励みにこれからも活動を続けて参ります。

・理事 狩野 敏彦
 理事の狩野です。中途失明者相談を担当しています。出身は女川町です。東松島市で被災してしまい、現在は南仙台に住んでおります。私を含めまして4人家族で、愛犬が2匹います。趣味は犬と散歩することと、お酒を飲む事です。勤務先は視覚支援学校理療科です。どうぞよろしくお願いいたします。

  ご協力ありがとうございます(敬称略)

 寄附金 
 個人(仙台市) 2,000円
 青年部・女性部 3,526円 
 匿名 (2名)  5,560円

― 「書き損じ及び未使用ハガキの回収事業」 (報告) ―
(平成30年6月21日~平成30年7月20日受付分)
◆小学校(2校)
(利府町)利府第二 
(大崎市)西古川
◆一般(2名)
 (仙台市) 1名
 (大崎市) 1名

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