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--- 夜泣きの原因は、生活環境や生活リズム、育児の仕方などによる睡眠障害 ---
--- 夜泣きやぐずりは、単に泣きをとめても根本的な解決にならない ---

--- 夜泣きやぐずるのは赤ちゃん、しかしその原因は赤ちゃんにはない ---
--- 夜泣き対策は、原因をよく理解することが大切 ---
  
中谷 勇  元 山形大学理学部(生物学科)教授      
                   山辺町人材バンク <<やまのべマイスター>> (夜泣き・不眠対策)

メール: i-nakatani@cpost.plala.or.jp

    リンクは自由ですが、無断で転記載(挿絵・写真も含む)および引用は厳禁です。
    夜泣きは完全に治すことができます

  昔から多くの親達は悩んできましたが、夜泣きは簡単に治せます。
 夜泣きに関しては、科学的な根拠に基づいて考えることが大切です。


               

 
なぜ、今まで治すことができなかったの?
 
原因が赤ちゃんにあると考えた対策しか、しなかったからです。泣くのは赤ちゃん。しかし、原因のない赤ちゃんをどのようにしても根本的な解決にはなりません。

 
原因はどこにあるの?
 
生活環境や育児の仕方にあります。夜泣きしない赤ちゃんの親は、無意識のうちに夜泣きしないような育児をしています。

                

 
生活環境って具体的に何が悪いの?
 
これを考えるには先ず、太古の祖先達がどんな生活をしていたか想像してみましょう。太古の祖先でなくても照明器具が発明改良される以前の人達はどんな生活、とくに寝起きをしていたでしょうね。いや、他人のことより自分のことを考えてみましょう。

 
もしも照明装置がなかったら私達は?
 照明装置が無いと日没後は、家の中も外も真っ暗になりますよね。だから日没後、間もなく就寝するでしょう。真っ暗では何もできませんもね!
 日の出前から明るくなるとすぐに起きて活動するでしょう。充分寝たので寝飽きているでしょうから。即ち、早寝早起きで、さらに充分な睡眠時間があるでしょう。
 このように自然の昼夜に合わせた寝起きが最も理想的なのです。私達の身体は、そのように遺伝子で決っています。太古の祖先達はそのような生活をしていたと想像できますよね。

 
注)太古の祖先達は、裸の状態であったから熱帯地域に住んでいたと考えられます。衣服、住居などが発達して人は冬の寒い高緯度地域にも住めるようになりました。昼夜の長さの季節変化は、高緯度地域で大きいが、低緯度地域の熱帯では小さい。

 
私達は文明の恩恵を受けて生活しているから遺伝子は、それに合わせて変化しているんじゃあないの?
  いかに文明が発達し、生活スタイルが変わっても私達の遺伝子は太古の祖先達と同じだよ。

 
太古の祖先達の遺伝子なんか知ることできないんじゃない?
 
人間は、猿から進化したと言われていますよね。チンパンジーの遺伝子と人間の遺伝子は、ほとんど同じだよ。だから太古の祖先と現代人の遺伝子もほとんど同じと考えてよいのでは・・・。

                
     大昔の人達の照明は焚き火  ↑
著書「夜泣き - 原因と対策」から


 
照明装置の発明と夜泣きや睡眠障害とはどんな関係があるの?
 
私達は、照明装置があるから夜でも快適に起きていることができます。これは素晴らしいことですが、このため多くの人達は本来の寝起きでなく、遅寝遅起きや短眠、寝起きが不規則になったのです。このようなことが体内時計を狂わせて夜泣きや睡眠障害の原因になっているのです。

 
夜に快適なのに、睡眠障害になるなんて考えられる?
 私達の身体には、日の出で明るくなると覚醒し、日没で暗くなると睡眠を誘導し、維持するはたらきがあります。
しかし、日没後も明るいと覚醒状態が続きます。このようなことが日々続くと身体のリズムが狂い睡眠障害になるのです。

 
それでは、電球を発明したのはエジソンだから一番悪いのはエジソンだよね!
 
エジソンは、素晴らしい人です。私達は不都合なことがあると原因を他に求めがちです。現代文明は、夜泣きや睡眠障害、それに伴っていろいろな病気にもつながっています。これは、文明の発達が悪いのではなく、それをいかにうまく使うかは、私達自身の責任なのです。

 
夜に照明装置を使わない生活なんて、できなんじゃあない?
 今の生活に慣れた私達は、照明装置(器具)のない生活は考えられませんよね。だから
それをうまく使う工夫が必要なのです。
 数十年前までは、赤ちゃんが睡眠障害になったり、生後6か月以前の赤ちゃんが夜泣きすることはなかったのです。数十年前までは、電気料金がとても高かったので電球や蛍光灯はワット数の小さいものを使っていました。今のように夜の照明を明るくしていなかったのです。さらに、大人も”電気代の節約のために、早く寝る”ようにしていたのです。早い人は夜8時半頃には就寝し、9時半には殆どの家庭は就寝してどこの家も真っ暗でした。

 
夜の照明は明るいほど快適じゃあない?
 明るいほど快適なのは、明るいと覚醒する、すなわち身体は昼間の活動状態になり、眠くなりずらいのです。だからと言ってそんな生活をしていると身体のリズムが狂い、慢性的な睡眠障害になり免疫力は低下し、いろいろな病気に罹りやすくなるんです。そして、昼夜とも体がだるく無気力にもなるのです。近年、うつになる人が多いですね。

 
夜の照明が明るいと言っても自分が生まれた時から同じだし問題はないよね!
 夜の照明を明るくするようになったのは、30〜40年前からです。今の赤ちゃんの親達が生まれる前からです。
                  

 夜に明るくして遅寝が普通になっているから、現代は慢性的な睡眠障害が、生まれてすぐの赤ちゃんから老人まで多くなったのです。光の影響は、よい場合も悪い場合も徐々に積もり積もってあらわれます。そのため、ほとんどの人達は夜の光が問題とは全く気付いていないのです。睡眠障害になっていても・・・。

 
かんむし(疳の虫)”というのを聞くけれど、夜泣きはかんむしを退治しないとだめでないの?
 自分の赤ちゃんに”かんむし”と言われるとおどろく人もいるでしょう。
 赤ちゃんや幼児が、かんしゃくを起こしたりすると”かんむし”がどうのと言う人がいますよね。私自身、幼い頃、”かんむし”がいるとか”かん”がつよいなどと言われていました。でも当時、私はかんむしなど全く信じていませんでした。
 かんむしに効く薬があるとか。このような薬など有る筈がありません。
 現在言われている、かんむしというのは、全く非科学的なことで根拠のないことです。夜泣きで心身ともに疲れ果てている親達の不安をあおっているのです。
かんむし”などは信じないでください。大切なことは、科学的な根拠に基づいて不眠を改善することです。

 
それでは、夜泣きの責任は誰にあるの?
 赤ちゃんは、自ら適切な環境を整えることなどできませんよね。これをするのは育児する親です。だから、夜泣きの原因は親にあることになりますよ。
 こんなことを書いて、恨まれるかな。でも今の生活環境を見直さないと赤ちゃんだけでなく、お母さんの身体も知らず知らずのうちにむしばまれているのですよ。これは、”かんむし”とは違って本当ですよ。
 夜泣き相談のメールをくれた親のなかには、「夜泣きが治ってみると、確かに夜泣きの原因は親にあった」という趣旨のメールをくれた親がいます。

 ママさん達、夜泣きされると赤ちゃんが悪い、”
どうしてうちの子は!”などと思っていませんか? 私が夜泣きしている赤ちゃんの代弁をさせてもらいます。怒らないでね。
   
”どうして うちのママは!!!”

  ご心配なく、夜泣きは簡単に治せます。
  本来、子育てはとても楽しいのです。他人の子をみていても楽しいのです。このように
赤ちゃんや子供は、親だけでなく他の大人までも楽しくしてくれる”天使”のような存在なのです。

      
夜泣き治ったよ!  

 子育て楽しくなることを願っています。判らないことがありましたら応援しますからね。私は、赤ちゃんや子供が大好きです。

 よろしければ、 夜泣き相談の事例 (← クリック)をご覧ください。 長文が苦手の方は、 夜通し豆電球の点灯が原因 のNo.10〜13、 特にNo.13の最後(平成15年11月27日)をお読みになってみてください。N0.10〜12も終わりの方からお読みになるとよいでしょう。夜泣きは、完全に治ることが判っていただけると思います。

 さらに詳しくは、私のHPの他のページも見てくださいね


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中谷 勇の著書
 母親から外来でときにきかれること---夜泣きするのですが---  (小児外科 東京医学社 2007年4月発行)


 赤ちゃん なぜ泣くの?
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 2004年12月発行
 著者:中谷 勇
 挿絵:柴田幸子



 
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 著者:中谷 勇
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