これは、関東平野のチョッとディープなカフェ・ブロッサムの「繁昌記」2016年の5月の巻。
既に、老年70を越え、激変する世界、「一体世の中はどうなってしまうのか」とおろおろするばかり。最近、今日の世界を俯瞰するような「21世紀の資本」といタイトルの本が翻訳されみすず書房より出版になったと聞き及びます。草堂に時を過ごす中、一度目を通して、一条の光を得たいと思うこの頃です。
さて、「暖炉料理」にこだわり、「飲食道」という迷路をたどり、店の環境向上と質の向上につとめる関東老生の日々を綴るものです。
題して「カフェブロッサム繁昌記」。

最近読んだ気になる文章
「未来はすでに訪れている。ただし、あらゆる場所に等しく訪れるわけではない」リンダ・グラットン著 「ワークシフト」より


改訂版カフェブロッサムの繁昌記の目次

2016年5月31日(火)晴、涼
5月も今日でお終いだ。体調を整える為、今日も終日休養する。友達からメッセンジャーで電話がかかってくる。初めての体験なので、戸惑うが、貴重な体験となった。テクノロジーの進捗は驚くばかり也。週末の予約も入ってくる。有難き哉。
2016年5月30日(月)雨時々曇
今日は、終日休養。明日、明後日も体調を整える為に休養。他、特に記す事無。
2016年5月29日(日)晴、涼
飛駒、8時の外気温は19度、涼風有、雉が終日鳴いている。11時、ローストビーフ完成。12時の外気温は27.5度。湿度無く極めて涼。店に来る人、皆庭に寛ぐ。野鳥が頻りに鳴いている。鳥も気分が良いのであろう。大正12年生の婦人来、ローストビーフ、エスカルゴ、フォンヂュを食。
2016年5月28日(土)曇
朝は曇、8時半の外気温は17度。早速ローストビーフを焼き始める。11時、完成。今日は、柏方面寄り、昭和11年生の婦人来。今年で三回目と言う也。ローストビーフを堪能する。有難き哉!明日はTVのロケハンがあると息子は謂う。
2016年5月27日(金)雨後晴
終日休息。午後、「神様メール」を観る。他、特に記す事無。
2016年5月26日(木)晴、涼
飛駒、9時半の外気温は19度。湿度無く涼風有。野鳥鳴く事頻り。涼風有。駐車場の草刈りをする。昼に到り、粗食飯。午後、庭の草刈りをする。桑の実が頻りに落ちる。4時の外気温は26.5度。
2016年5月25日(水)曇、涼
飛駒、10時半の外気温は20.5度。駐車場の草刈りをする。庭には桑の実が落ち始め、雉の鳴き声がしきりにとどく。iphoneのicloud関係の修復完了。
2016年5月24日(火)晴、暑
飛駒、9時半の外気温は26.5度。駐車場の草刈りをする。11時の外気温は28度。雉も鳴いている。4時の外気温は28度。夕方織姫山散歩。
2016年5月23日(月)晴、暑
今日も朝より晴れ。昼の外気温は30度。涼風有非常に助かる。iphoneSEが届いたので、受け取り、icloudに同期をする作業で大分手間取る。
2016年5月22日(日)晴、暑
飛駒、8時の外気温は20度。8時半よりローストビーフを焼き始める。人、三々五々来。雉、他の野鳥頻りに鳴く。2時半の外気温は29.5度。しかし、この頃になると、涼風を得て、庭に憩う人はこれを喜ぶ。
2016年5月21日(土)晴後曇
昼よりフォトグラファーの結婚披露宴に招かれ、桐生市に出掛ける。若い人たちに交じり暫し歓談、ほろ酔い加減で帰宅する。
2016年5月20日(金)薄曇、涼
飛駒、10時の外気温は19度。朝より、雉、鶯の鳴き声頻り也。終日薪割り、斧を振るうこと200回余。夕方織姫山散歩。他、特に記す事無。
2016年5月19日(木)晴
飛駒、9時の外気温は22度。非常に爽やか。朝より庭先で雉が頻りに鳴いている。今日は、薪が少なくなって来たので、薪割りをする。細かく割った薪を、ブルーシートを広げ、その上に沢山薪を散らして乾す。3時の外気温は25.5度。帰宅後、織姫山散歩。歩すること12000余歩。
2016年5月18日(水)快晴
10時の外気温は22.5度。涼風有、爽やかな御天気だ。草刈りをする。次に草取り。庭先で雉が頻りに鳴いている。オスの大きな体も見える。ニュースで中国の文化大革命が始まってから50年と云う報道があった。老輩は、その文革が終焉を迎えた日に、仕事で中国にいた。歴史的な場面に立ち会えて感慨無量也。
2016年5月17日(火)雨午後止
朝より雨で、店はお休み。終日休息、午後、エッセイを勘案、纏める。夕、雨が止んだので織姫山散歩。「原節子の真実」読了。
2016年5月16日(月)曇
番組プロダクションの人達がドローンを2台もって、店の裏に在る野原で操作の慣熟訓練をする。夕方織姫山散歩。晩餐はエビのてんぷらを拵え、シャルドネにて飯。明日は雨模様の予報なので臨時休業する予定也。
2016年5月15日(日)曇後晴、涼
飛駒、9時の外気温は16.5度。12時の外気温は21.5度。涼風を得て爽やか。愛妻に献花有、有難き哉!夕、織姫散歩。夜「剣岳点の記」を観る。
2016年5月14日(土)曇時々晴、涼
昨日より涼。9時の外気温は22度。昼に到り三々五々人来。鳥も鳴いている。雉の声も聞こえる。夕方帰宅。織姫山散歩。歩すること12000余。晩餐は天つゆを拵え、海老を揚げる。スーパーでむきエビを買ってきて、天麩羅にしたがこれが非常に美味しい。シャルドネとの相性が抜群だ。カクノゴトクして一日は終了。
2016年5月13日(金)晴、暑
飛駒、9時半の外気温は22度。鳥語しきりなり。早速草刈りを始め11時前には草取りに切り替える。11時半の外気温は28度。体の事を慮り作業中止。帰宅する。昼、薬食。午後、エッセイの原稿を纏める。夕方、織姫山散歩。17000歩余。
2016年5月12日(木)快晴
飛駒、8時15分の外気温は19度。駐車場、野原の草刈りと薪作りをする・陽射しは強いが、湿度無く爽やか。涼を得て、屋外作業ははかどる。2時半の外気温は27度。帰宅後織姫山散歩。歩すること16000余歩。
2016年5月11日(水)曇
天気予報では雨が沢山降ると云うので、臨時休業にして、銀座に出る。今日は老妻の月命日だ。先日来寄りたかった、「ぶどうの木」で老妻になりかわって、シャンパンとデザートを戴く。帰路、シネスイッチ銀座で「さざなみ」と云う作品を観る。渋い映画だが原題は45yeasという結婚45年の老夫婦の心の機微をあつかったモノだ。映画がはねて、我ら夫婦は何年たったのかしらんと、計算してみたら46年であって、この映画の扱いを越えていたのでホッとした次第。書店にて「原節子の真実」という本を得る。電車の中で読み出したらなかなか面白い。知らない間に足利に到着していた。
2016年5月10日(火)曇後小雨
飛駒、10時半の外気温は19.5度。まず駐車場の草刈り、続いて野原の草刈りをする。昼に到るも人不有。午後も草刈り。夕に到り帰宅。傘を携え織姫山散歩。12000余歩。晩餐は愛妻が良く拵えていた、天麩羅。エビの下ごしらえ、大根おろし、生姜をそろえ天麩羅を揚げ、シャルドネで飯。極めて美味也。
2016年5月9日(月)曇後雨
飛駒、9時半の外気温は19度。到着後まもなく原っぱの草刈りを始める。昼に到り粗食飯。人不来。午後は、薪作りをする。桑の小枝を鉈で燃えやすい長さに切りそろえる。2時半の外気温は20度。涼しいので屋外作業には最適。夕方帰宅。織姫山散歩。
2016年5月8日(日)晴、暑
1時半の外気温は27度。涼風有、来店する人緑陰で恵まれた日の一時の寛ぎにひたる。夕に到るも気温が高いので草刈りは中止。帰宅後織姫山散歩。晩餐は鳥常本店にて薬食。昨深更、部屋の中から埃を帯びた箱が出て来て、中に愛妻の旧い日記が出て来た・・・・。
2016年5月7日(土)晴、暑
9時の外気温は20.5度。昼に到り人、三々五々来。鳥語頻り。御天気は夏の如し!夕方草刈り。他、特に記す事無。
2016年5月6日(金)曇後雨
今日はかねてより気になっていた、映画「ノーマ」を新宿東口に在る映画館に観に出掛ける。世界のベスト50店のNO1に選ばれた北欧料理の店を扱った映画でドキュメント。老輩はあえてこの料理を食べてみようとは思わないが、オーナーシェフの食に向かう情熱は素晴らしいと思う次第。さすが都心の映画館で満席に近い状態であった。帰路、歌舞伎町の「湖南菜館」に飯。
2016年5月5日(木)晴
終日涼風有。9時の外気温は18.5度。昼に到り25度。各方面寄り来客有、昼過ぎに材料が無くなり完売閉店。連休は無事終了する。来週の課題は草刈り也!
2016年5月4日(水)曇後晴
飛駒、9時半の外気温は19.5度。11時前より来客有。暫く途切れることなく続く。庭には涼風、鳥語、満席で終日焼物に専念する。4時の外気温は27度。湿度無く極めて快適。
2016年5月3日(火)曇、涼
飛駒、9時半の外気温は19度。今日もIT青年が終日薪を拵えてくれる。昼前より人来。終日絶えること無。5日は薪割りを志願する人問い合わせ有、嬉しい限りだ。終日涼風有て、作業も捗る。老輩は、今日も暖炉の前で焼き物に専念する也。夕、青年はスイスの某氏と明石のギリシャ人部下を交え国際的なミーティングをラインでするなり。便利な世の中になったとつくづくと思う次第。
2016年5月2日(月)曇、涼
東京からボランティアで薪作りを手伝いたいと謂う人があり、朝より駅に迎えに行く。一緒に飛駒で終日薪作りをする。今日は終日涼で薪割りには最適な日であった。
2016年5月1日(日)晴
飛駒、8時半の外気温は16度。昼に到り車が次々と駐車場に入ってくる。庭では野鳥が頻りに鳴いている。店の周辺は春色深まり、新緑、薫風あいまって庭で寛ぐ人多。老輩は暖炉の前で焼き物に専念する。今日も、仔羊の焼き具合を褒めてくれる人がいた。有難き哉!

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